RSウイルス感染症の定期予防接種(母子免疫ワクチン)について
小児のRSウイルス感染症予防のために、令和8年4月1日から「RSウイルスワクチン」の定期予防接種を開始します。
令和8年3月31日までに母子健康手帳の交付を受けられた方へ
予診票は、令和8年4月以降に市内実施医療機関及び各保健センターへの設置をしますが、それまでに予診票が必要な場合や、お手元にない場合は、お手数ですが以下フォームから申請してください。
予診票の準備ができ次第、送付します。(令和8年3月以降)
RSウイルスワクチン予診票送付フォーム(山口市)<外部リンク>
※出産予定日が令和8年4月23日以降の山口市民の方が対象です。
※令和8年4月1日以降に母子健康手帳の交付を受けられる方は、交付時にお渡しするため申請不要です。
RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。
- RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
- 生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
詳細は「RSウイルス感染症<外部リンク>(厚生労働省)」をご確認ください。
母子免疫ワクチンとは
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンとして組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)があります。
対象者
妊娠28週0日から妊娠36週6日目の方(令和8年4月1日以降の接種に限る。)
出産予定日別、妊娠28~36週期間早見表(うるう年を除く) [PDFファイル/287KB]
※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合はその14日前までに接種を完了することが望ましいため、接種のについて医師にご相談ください。
接種費用
無料
接種回数
妊娠ごとに1回
接種場所
RSウイルス感染症定期予防接種実施医療機関一覧(市内) [PDFファイル/74KB]
※必ず事前に予約が必要です。医療機関の場所や受付時間等は、「やまぐちのお医者さんnavi<外部リンク>」でご確認ください。
※山口県内の実施医療機関でも接種可能です。実施医療機関については、山口市健康増進課へお問合せください。
里帰り出産等で県外での接種を希望される方
里帰り出産等で県外での接種を希望される方は、申請により接種可能です。詳細は、以下の申請フォームからご確認ください。申請を受理後、書類の送付まで1週間程度かかりますのでご注意ください。
予防接種依頼書交付申請フォーム(妊婦用RSウイルスワクチン)<外部リンク>
※原則4月1日以降に書類を送付します。なお、入力された出産予定日により、3月中に送付する場合があります。
持参物
- 母子健康手帳(妊娠している児のもの)
- 接種を受ける方の氏名、住所、生年月日が確認できるもの(マイナンバーカードなど)
接種に注意が必要な方
以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
- これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
- けいれんを起こしたことがある方
- 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
- 妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方
- 血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方
効果
| 生後90日時点 | 生後180日時点 | |
|---|---|---|
| RSウイルス感染による医療受診を必要とした下気道感染症の予防 | 6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
| RSウイルス感染による医療受診を必要とした重症下気道感染症(※)の予防 | 8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 |
※医療機関への受診を要するRSウイルス関連気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸・SpO2 93%未満・高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。
【出典:厚生労働省資料「RSウイルス感染症の定期接種(母子免疫ワクチン)についての説明書」(2026年1月作成)】
安全性
- ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。
- ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告もあるものの、交絡因子等の影響の可能性があることから解釈に注意が必要であるとされています。
- 接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
|
発現割合 |
主な副反応 |
|---|---|
| 10%以上 | 疼痛*(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%未満 | 紅斑*、腫脹* |
| 頻度不明 | 発疹、蕁麻疹 |
*ワクチンを接種した部位の症状 添付文書より厚労省にて作成
【出典:厚生労働省資料「RSウイルス感染症の定期接種(母子免疫ワクチン)についての説明書」(2026年1月作成)】
健康被害救済制度
- 定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害が残ったりするなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
- 健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障害が治癒する期間まで支給されます。
- ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会で、予防接種に起因するものである旨の認定を受ける必要があります。
※ 接種を受けたご本人及び出生した児が対象となります。詳しくは以下の厚生労働省ホームページをご確認ください。
関連書類
・RSウイルス 感染症に対する 母子免疫ワクチンの 定期接種を実施します。 [PDFファイル/3.68MB]
・RSウイルス感染症の定期接種(母子免疫ワクチン)についての説明書 [PDFファイル/1020KB]
関連リンク
- RSウイルスワクチン(厚生労働省)<外部リンク>









