本文
西郷家文書
さいごうけもんじょ
文化財指定等状況
市指定
指定区分
有形文化財
指定年月日
令和2年10月1日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
古文書
地域
大殿
所在地
山口市春日町5番1号 山口市歴史民俗資料館
概要
説明
本文書は、中世において豊前国を本拠地とした武士団、西郷氏の子孫に伝来した中世から近現代までの史料43点が木製文書箱1箱に収蔵されている合計44点からなる史料群のうち、中世・近世の史料25点である。これらの中核をなす史料は、成巻文書1巻であり、この中に南北期から戦国期までの中世文書27通がまとめられている。このほか、中世文書の写しである控1冊、時代背景を考える上で参考となる近世の編纂物や覚書が含まれる。
中世九州の武士団の実態や動向を窺い知ることのできる貴重な武家文書であり、とりわけ成巻文書に収められている中世文書27通は、南北朝期から戦国期にかけての古文書の原本であり、史料的価値が高い。
西郷氏は中世後期には大内氏の家臣となったことから、本文書には戦国期における大内氏やその家臣に関する書状等が含まれており、本市の歴史と関わりの深い大内氏の実態を知る上でも貴重な史料群である。
中世九州の武士団の実態や動向を窺い知ることのできる貴重な武家文書であり、とりわけ成巻文書に収められている中世文書27通は、南北朝期から戦国期にかけての古文書の原本であり、史料的価値が高い。
西郷氏は中世後期には大内氏の家臣となったことから、本文書には戦国期における大内氏やその家臣に関する書状等が含まれており、本市の歴史と関わりの深い大内氏の実態を知る上でも貴重な史料群である。
関連文化財群
今に息づく大内氏の歴史文化
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