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浄福寺古墳

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じょうふくじこふん
浄福寺古墳

文化財指定等状況

市指定

指定区分

史跡

指定年月日

昭和44年3月21日

種別

史跡

時代(大分類)

古代

時代(小分類)

古墳

地域

嘉川

所在地

山口市嘉川265番地 浄福寺

概要

説明

 円墳で、周囲に埴輪が何段か置かれていたらしく、現在でもその破片を多く見ることができる。頂上部中央には棺があると考えられるが、学術的な発掘調査はなされていない。
 現在墳上にある熊野社は、江戸時代に建立されたもので古墳とは関係がない。墳上には椎や梛木の老木が生い茂っている。

規模

高さ約5m、上方の径は約18m、底部の径は約40m

立地

浄福寺の西方のこんもりとした小丘にあたる。

文献

・嘉川郷土史編纂特別委員会『郷土史 ふるさと嘉川』嘉川建設振興会、1994、P38
・若崎明ほか『ふるさと嘉川を歩く』嘉川地区豊かなさとづくり推進協議会、1996、P2
・山口県『山口県史 資料編 考古1』2000、P501-503
・杉山正實『嘉川の文化財』2009、P1
・山口市『山口市史 史料編 考古・古代』2012、P262-263

関連文化財群

山口の黎明期における先人の暮らし