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嘉川八幡宮 本殿・幣殿・拝殿・楼門

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かがわはちまんぐう ほんでん・へいでん・はいでん・ろうもん
嘉川八幡宮 本殿・幣殿・拝殿・楼門

文化財指定等状況

未指定

種別

有形文化財(建造物)

時代(大分類)

近世

時代(小分類)

江戸

地域

嘉川

所在地

山口市嘉川2282番地 嘉川八幡宮

概要

説明

 本殿・幣殿・拝殿・楼門が連結された、山口地方特有の「楼拝殿造り」の様式であり、社殿が冬至の日の出方角に向かって建てられている。

 『防長風土注進案』には鎮座年歴不明とあるが、八幡宮由来書覚には天平勝宝3年(751)宇佐八幡宮より勧請したと伝えられている。初めは高根の宮ノ尾(現在の熊野神社)に祀られていたが、火災により焼失(正和年間(1312~))し、それを機に現在地の宮の原に遷された。

材質

木造

立地

嘉川八幡宮境内

創建

天平勝宝3年(751)

製作年/建造年

〔本殿〕18世紀中頃 〔拝殿〕元禄7年(1694),昭和35(1960)改修 〔楼門〕元禄7年(1694),昭和54年(1979)改修

文献

・『防長風土注進案 14 小郡宰判』P80-87
・山口県教育委員会『山口県の近世社寺建築』1980、P46,111-112
・嘉川郷土史編纂特別委員会『郷土史 ふるさと嘉川』嘉川建設振興会、1994、P177-183
・若崎明 ほか『ふるさと嘉川を歩く』嘉川地区豊かなさとづくり推進協議会、1996、P12
・山口県神社庁『山口縣神社誌』1998、P591
・杉山正實『嘉川の文化財』2009、P25
・嘉川自治連合会『ふるさと嘉川の遺跡・史跡』2015、P38(東ルート15)