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蚄虫墳

印刷用ページを表示する掲載日:2021年10月20日更新 <外部リンク>
ほうむしふん
蚄虫墳

種別

有形文化財(建造物)

指定区分(1)

未指定

時代(大分類)

近世

時代(小分類)

江戸

地域

所在地

山口市陶3907番地 正護寺

概要

説明

 稲の害虫(ほうむし)が異常発生し、それを捕らえて埋めたので、後年、その供養の碑を建てたものである。稲の被害防止のため、致し方なく駆除はするが立派な墓(供養塔)を作った農民の心情が伺える。
 ほうむしとは、カメムシのことで、クロカメムシはよく知られているように、稲の大敵である。

規模

高さ約85.5cm 幅約34.5cm

材質

立地

正護寺境内

製作年/建造年

寛政8年(1796)

文献

山口市『山口市史 史料編 民俗・金石文』2015、P745-746

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