本文
梵鐘 [今八幡宮]
ぼんしょう
文化財指定等状況
未指定
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
工芸品
時代(大分類)
中世
時代(小分類)
室町
地域
大殿
所在地
山口市上宇野令828番地 今八幡宮
概要
説明
竜頭の長軸線は2個の撞座を結ぶ直線上にある。乳の間には4段4列の乳頭が4区に配列されている。撞座は八葉の複弁蓮華文で、中房の蓮子は9個と思われ、周囲に雄蘂帯を配している。八葉の蓮弁が方形に近い形となっており非常に珍しく、遠石八幡宮洪鐘に類似している。帯に装飾文様はなく、撞座を下方に配置してあり簡素でスマートな形姿となっている。銘はない。
形態
梵鐘
規模
口径65cm、高さ96cm
制作者等
防府鋳物師大和家の作か
文献
・日本古鐘研究会2003『梵鐘 第15号』
・小川五郎先生遺文集刊行会1970『防長文化史雑考』
・山口県立美術館1989『大内文化の遺宝展図録』
・山口県文書館『防長風土注進案』
・小川五郎先生遺文集刊行会1970『防長文化史雑考』
・山口県立美術館1989『大内文化の遺宝展図録』
・山口県文書館『防長風土注進案』
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