本文
宮野のミツガシワ自生地
みやののみつがしわじせいち
文化財指定等状況
市指定
指定区分
天然記念物
指定年月日
昭和40年3月20日
種別
天然記念物
地域
宮野
所在地
山口市宮野下3303番地 法明院
概要
説明
ミツガシワは、リンドウ科の多年生水草でシベリア、カラフトなどの寒冷地に多く生える北方系植物である。葉は複葉で30cmばかりの葉柄の先に3つの小葉をつけており、それが紋所の「三柏」に似ている。花は、20cmくらいの花軸の頂上に漏斗状の白い小花が群がり咲く。南限地は九州の阿蘇山であったが絶滅したため、現在の南限自生地は山口県になっている。
山口県では下関市勝山城址の池と、この宮野に自生しているだけであるが、徳佐の洪積層の泥炭中からミツガシワの化石が発見されている。漢名を睡菜といい、古くは薬用に使用されていた。
山口県では下関市勝山城址の池と、この宮野に自生しているだけであるが、徳佐の洪積層の泥炭中からミツガシワの化石が発見されている。漢名を睡菜といい、古くは薬用に使用されていた。
規模
約320平方メートル
立地
法明院裏の池
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>