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宮野のミツガシワ自生地

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月8日更新 <外部リンク>
みやののみつがしわじせいち
宮野のミツガシワ自生地

種別

天然記念物

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

天然記念物

指定年月日

昭和40年3月20日

地域

宮野

所在地

山口市宮野下3303番地 法明院

概要

説明

 ミツガシワは、リンドウ科の多年生水草でシベリア、カラフトなどの寒冷地に多く生える北方系植物である。葉は複葉で30cmばかりの葉柄の先に3つの小葉をつけており、それが紋所の「三柏」に似ている。花は、20cmくらいの花軸の頂上に漏斗状の白い小花が群がり咲く。南限地は九州の阿蘇山であったが絶滅したため、現在の南限自生地は山口県になっている。
 山口県では下関市勝山城址の池と、この宮野に自生しているだけであるが、徳佐の洪積層の泥炭中からミツガシワの化石が発見されている。漢名を睡菜といい、古くは薬用に使用されていた。

規模

約320平方メートル

立地

法明院裏の池