本文
絹本著色雪舟等楊像 〈雲谷等与筆/〉
けんぽんちゃくしょくせっしゅうとうようぞう 〈うんこくとうよひつ/〉
文化財指定等状況
国指定
指定区分
重要文化財
指定年月日
令和5年6月27日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
絵画
時代(大分類)
近世
時代(小分類)
江戸
地域
白石
所在地
山口市亀山町3番1号 山口県立美術館
概要
説明
室町時代の画僧・雪舟の肖像画で、寛永16年(1639)5月、大徳寺169世の天祐紹杲(てんゆうしょうこう)(1586~1666)の賛があり、「雪舟から数えて5世の雲谷等与が雪舟71歳の自画像を模写し、天祐に賛を請うた」ことが明記される。前後の状況から、等与(1612~1668)が父の等益から雲谷本家の家督を相続する記念として描いたものとみなされ、雪舟末流として江戸時代を通じ独特の存在感を示し続けた雲谷派にとって雪舟像が特別なものであったことを明示する資料として価値が高い。
規模
縦83.3cm、横30.8cm
制作者等
雲谷等与
製作年/建造年
寛永16年(1639)
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