本文
萬代家文書
ばんだいけもんじょ

文化財指定等状況
市指定
指定区分
有形文化財
指定年月日
平成30年11月12日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
古文書
地域
大殿
所在地
山口市春日町5番1号 山口市歴史民俗資料館
概要
説明
萬代家は、山口市下竪小路において醤油製造業を営み、幕末維新期には高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、井上馨ら多くの志士たちが往来し、山口の行政にも寄与していたことが知られている。本文書は、萬代家の離れであった十朋亭とともに平成15 年に萬代家から山口市へ寄附された史資料の一部で、文書64 点と大杓子1 点からなる。
文書には醤油製造に関する文書のほか、山口市中における諸役の任命書や萬代家の間取図などがある。町方・商家の文書はまとまって残っているものが少なく、幕末維新期の山口市中の有力商人の動向を知る上で貴重である。
また、大杓子は明治28 年に伊藤博文から贈られ、その後に萬代家を訪れた井上馨が自ら詩を書き加えたものであり、萬代家と志士たちのつながりを知ることのできる資料である。
文書には醤油製造に関する文書のほか、山口市中における諸役の任命書や萬代家の間取図などがある。町方・商家の文書はまとまって残っているものが少なく、幕末維新期の山口市中の有力商人の動向を知る上で貴重である。
また、大杓子は明治28 年に伊藤博文から贈られ、その後に萬代家を訪れた井上馨が自ら詩を書き加えたものであり、萬代家と志士たちのつながりを知ることのできる資料である。
規模
65点
関連文化財群
維新策源地・山口
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