本文
絹本著色惟松円融像〈雲谷等顔筆/〉 [常栄寺]
けんぽんちゃくしょくいしょうえんゆうぞう〈うんこくとうがんひつ/〉
文化財指定等状況
国指定
指定区分
重要文化財
指定年月日
令和5年6月27日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
絵画
時代(大分類)
近世
時代(小分類)
安土桃山
地域
宮野
所在地
山口市亀山町3番1号 山口県立美術館(寄託)
概要
説明
常栄寺3世・惟松円融(?~1614)の肖像画で、その晩年に弟子の法雲恵藤(ほううんえとう)に与えられたものである。
画面向かって左下の印と様式から、毛利輝元に仕えた雲谷派の祖・雲谷等顔(1547~1618)の作であることも判明する。
堂々とした形態把握と気迫を感じさせるやや陰鬱な表情に、きらびやかな彩色とがあいまって独特な存在感を示す優品で、雪舟風の重厚な墨画で著名な等顔が、着色画においても本格的な技術と個性的な作風を持っていたことを示す代表作として高く評価される。
平成28年1月13日に市の有形文化財に指定されたのち、令和5年6月27日に国の重要文化財に指定された。
画面向かって左下の印と様式から、毛利輝元に仕えた雲谷派の祖・雲谷等顔(1547~1618)の作であることも判明する。
堂々とした形態把握と気迫を感じさせるやや陰鬱な表情に、きらびやかな彩色とがあいまって独特な存在感を示す優品で、雪舟風の重厚な墨画で著名な等顔が、着色画においても本格的な技術と個性的な作風を持っていたことを示す代表作として高く評価される。
平成28年1月13日に市の有形文化財に指定されたのち、令和5年6月27日に国の重要文化財に指定された。
関連ウェブサイト
■文化庁-国指定文化財等データベース
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/00011986<外部リンク>
■文化庁-文化遺産オンライン
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/526414<外部リンク>
制作者等
雲谷等顔
製作年/建造年
17世紀
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>