本文
鰐口 [菩提寺]
わにぐち
文化財指定等状況
市指定
指定区分
有形文化財
指定年月日
平成20年11月28日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
工芸品
時代(大分類)
近世
時代(小分類)
江戸
地域
阿知須
所在地
山口市春日町5番1号 歴史民俗資料館(寄託)
概要
説明
銘文より天保14年(1843)、菩提寺の住職が北方八幡宮へ奉納したことがわかる。菩提寺は江戸時代中頃から北方八幡宮の社坊を勤めてきた寺である。この鰐口は明治3年(1870)、神仏分離のため北方八幡宮から菩提寺へ移された。
輪宝のような形をした撞座が下関市豊北町角島の徳蓮寺梵鐘、美祢市豊田前の長福寺半鐘と同じである。徳蓮寺梵鐘の銘文より長府南金屋の安尾理兵衛の製作であると考えられる。
江戸時代以前のものとしては県下で今八幡宮の鰐口に次ぐ大きさとみられ、その大きさや丁寧な製作により、市内の江戸時代の鰐口を代表するものである。
輪宝のような形をした撞座が下関市豊北町角島の徳蓮寺梵鐘、美祢市豊田前の長福寺半鐘と同じである。徳蓮寺梵鐘の銘文より長府南金屋の安尾理兵衛の製作であると考えられる。
江戸時代以前のものとしては県下で今八幡宮の鰐口に次ぐ大きさとみられ、その大きさや丁寧な製作により、市内の江戸時代の鰐口を代表するものである。
規模
面径51cm、重量26.4kg
材質
鋳銅製
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