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月輪寺の銅造経筒

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がちりんじのどうぞうきょうづつ
月輪寺の銅造経筒

文化財指定等状況

市指定

指定区分

有形文化財

指定年月日

平成11年5月6日

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

考古資料

時代(大分類)

古代
中世

時代(小分類)

平安
鎌倉

地域

徳地(島地)

所在地

山口市徳地上村421番地 月輪寺

概要

説明

 この経筒は、銘は無く、鋳造は粗仕上げであるが重量感があり、がっしりとした姿である。寺伝によれば、寺からおよそ1km下方の長者が原で下蔵場の松右衛門が開墾中に発見したという。
 現在、香川県琴平町金刀比羅宮所蔵の大津郡日置町(現在の長門市)利生山から出土した寛治7年(1093)の銘がある経筒とよく似ており、平安時代後期の作と考えられる。

規模

総高26 cm