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山口大神宮小郡遙拝所

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やまぐちだいじんぐうおごおりようはいしょ
山口大神宮小郡遙拝所本殿 中門 神門

文化財指定等状況

市指定

指定区分

有形文化財

指定年月日

平成5年3月3日

種別

有形文化財(建造物)

時代(大分類)

近世

時代(小分類)

江戸

地域

小郡

所在地

山口市小郡下郷710番地

概要

説明

 山口大神宮の遙拝所として藩の命令によって元治元年11月に創建された。その際、社地として山林5反歩を古林新右衛門が寄進した。大内時代に伊勢から勧請された山口大神宮は、西のお伊勢様として近郷や隣国・九州からの参拝者が絶えなかったが、幕末になって攘夷実行にあたった長州藩は、他国人が山口に入ることを禁止し、小郡に遙拝所を建て参拝者の便をはかって外宮を小郡に、内宮を大道に設けた。
 祭日は5月1日で、花角刀や農機具の露店で賑わいを見せていたが、近年消滅した。山口大神宮の案内所として当時、山陽道本筋であった津市角に大灯籠があり、そばに鐘楼があった。道路拡張工事によって鐘楼は解体され、大灯籠は遙拝所下の参道筋に移転されている。

関連文化財群

維新策源地・山口