本文
絹本著色雪舟等楊像 〈雲谷等益筆/〉 [常栄寺]
けんぽんちゃくしょくせっしゅうとうようぞう 〈うんこくとうえきひつ/〉
文化財指定等状況
国指定
指定区分
重要文化財
指定年月日
令和5年6月27日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
絵画
時代(大分類)
近世
時代(小分類)
江戸
地域
宮野
所在地
山口市亀山町3番1号 山口県立美術館(寄託)
概要
説明
室町時代の画僧・雪舟の肖像画で、江戸時代初期の萩藩絵師・雲谷等益(1591~1644)の代表作として知られる作例である。
使用印から等益晩年の作とみられ、等益が次男・等爾(とうじ)(1615~1671)に付与し、等益没後に等爾が大徳寺185世・玉舟宗璠(1600~1668)の賛を得た可能性が指摘される。
雪舟末流として江戸時代を通じ独特の存在感を示し続けた雲谷派にとって、画祖・雪舟の肖像画には特別な意味があったはずで、本作はその一端を示す好資料としても高く評価される。
昭和19年7月6日に重要美術品に認定、平成3年12月10日に県の有形文化財に指定されたのち、令和5年6月27日に国の重要文化財に指定された。
使用印から等益晩年の作とみられ、等益が次男・等爾(とうじ)(1615~1671)に付与し、等益没後に等爾が大徳寺185世・玉舟宗璠(1600~1668)の賛を得た可能性が指摘される。
雪舟末流として江戸時代を通じ独特の存在感を示し続けた雲谷派にとって、画祖・雪舟の肖像画には特別な意味があったはずで、本作はその一端を示す好資料としても高く評価される。
昭和19年7月6日に重要美術品に認定、平成3年12月10日に県の有形文化財に指定されたのち、令和5年6月27日に国の重要文化財に指定された。
関連ウェブサイト
■山口県-社会教育・文化財課-山口県の文化財
https://bunkazai.pref.yamaguchi.lg.jp/bunkazai/detail.asp?mid=110046<外部リンク>
■文化庁-国指定文化財等データベース
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/201/00011979<外部リンク>
■文化庁-文化遺産オンライン
https://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/549298<外部リンク>
制作者等
雲谷等益
製作年/建造年
17世紀
関連文化財群
今に息づく大内氏の歴史文化
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>