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厳島神社多宝塔

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いつくしまじんじゃたほうとう
厳島神社多宝塔

文化財指定等状況

市指定

指定区分

有形文化財

指定年月日

平成2年6月22日

種別

有形文化財(建造物)

時代(大分類)

中世

時代(小分類)

室町

地域

大内

所在地

山口市宮島町1番1号 厳島神社

概要

説明

 この多宝塔は、厳島神社の宝殿として造営された。
 構造は二層で、下層は桁行一間、梁間一間、上層は12本の丸柱で構成される円形の建物である。
 一般的には下層に軒があるが、この宝殿は軒に当たる部分を上層の高欄付き廻縁に置き換える珍しい手法を採用している。
 製作年代は、建築手法から上層は室町時代中頃、下層はそれより若干新しくなるものと思われる。
 厳島神社は、応永13年(1406)大内盛見が安芸国宮島から勧請して、現在の県庁の地に祀っていた。
 元治元年(1864)社地が藩主の居館になったことにより、この地に移された。

規模

高さ1.3m

材質

檜造り