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福厳院の五輪塔

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ふくごういん の ごりんとう
福厳院の五輪塔

文化財指定等状況

市指定

指定区分

有形文化財

指定年月日

昭和60年3月25日

種別

有形文化財(建造物)

時代(大分類)

中世

時代(小分類)

室町

地域

阿東(地福)

所在地

山口市阿東地福上2293番地 福厳院

概要

説明

 この五輪塔は総高約95cm、安山岩でできており、形もよく整っている。
 地輪に「賢珍大徳」、「至徳元甲子八月七日」と刻まれている。大徳は高僧の敬称で、至徳は北朝の年号で南北朝時代の末期である。五輪塔は塔全体が本尊として抽象化したもので、漢字などは刻まないものが多いが、この塔のように僧名、年月日などが刻まれてあるのは異例である。
 この五輪塔は山田橋の西北、沖田にあったが、福厳院の裏山に移された後、昭和50年頃現在の場所に移された。
 ※至徳元年…1384年

規模

総高約95cm

材質

安山岩

製作年/建造年

至徳元年(1384)