本文
木造阿弥陀如来坐像 [東仙寺]
もくぞうあみだにょらいざぞう

文化財指定等状況
市指定
指定区分
有形文化財
指定年月日
昭和57年3月2日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
彫刻
時代(大分類)
古代
時代(小分類)
平安
地域
仁保
概要
説明
平安時代後期の作で、螺髪を切り子型に彫り出し、肉髪珠は彫られていない。両手を重ね、親指の先をあわせ、人差し指は関節を曲げ、立て合わせた上品上生印を結んでいる。衲衣は左肩を被い、右肩に少し掛かる偏袒右肩で、足元は結跏趺坐している。彩色は、頭部以外はほとんど剥落している。
この像は、もと舟山八幡宮の本地堂に安置されていた三仏の一体で、明治の神仏分離に際し、東仙寺に安置されたといわれている。東仙寺の創建は、慶雲元年(704)僧行基によって創建されたと伝えられている。
この像は、もと舟山八幡宮の本地堂に安置されていた三仏の一体で、明治の神仏分離に際し、東仙寺に安置されたといわれている。東仙寺の創建は、慶雲元年(704)僧行基によって創建されたと伝えられている。
規模
像高136.8cm
材質
檜材 一木造り