本文
日地石風呂
ひじいしぶろ

文化財指定等状況
市指定
指定区分
有形民俗文化財
指定年月日
昭和53年3月23日
種別
有形民俗文化財
時代(大分類)
近世
時代(小分類)
江戸
地域
秋穂
所在地
山口市秋穂東
概要
説明
石風呂の入り口左手には薬壺を左掌にのせた石造の薬師如来坐像が安置されている。石風呂の上に石柱があり「文久二壬戌 俊乗坊重源和尚遺方 松永栄蔵建立」と刻まれている。
石風呂を焚くときは石室の奥壁付近に薪を組み重ねて点火し、充分温まってから残り火を取り出し、床に海藻や筵(むしろ)を敷き詰めて入浴した。
石風呂を焚くときは石室の奥壁付近に薪を組み重ねて点火し、充分温まってから残り火を取り出し、床に海藻や筵(むしろ)を敷き詰めて入浴した。
規模
内部の広さ…直径2.5m、高さ2.1m、入口幅0.65m、高さ0.75m
制作者等
文久2年(1862)に青江塩田の浜主永楽屋(松永)栄蔵が塩田作業者や付近の人々の保養を目的に建造したもので、石材及び石工は大島郡の者であったと伝えられている。
製作年/建造年
文久2年(1862)
関連文化財群
地域資源を生かした産業
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