本文
紙本着色毛利隆元像 [常栄寺]
しほんちゃくしょくもうりたかもとぞう
文化財指定等状況
市指定
指定区分
有形文化財
指定年月日
昭和43年6月25日
種別
有形文化財(美術工芸品)
美術工芸品の分類
絵画
時代(大分類)
中世
時代(小分類)
室町
地域
宮野
所在地
山口市亀山町3番1号 山口県立美術館(寄託)
概要
説明
この画像は、侍烏帽子に大紋を着て、右手に扇を持ち、上畳に座る武将の姿である。大紋は青の地に「一に三つ星」の紋を三つ集めて散らしている。
賛、画家の名、印は無い。寺伝では、常栄寺殿御自筆尊影といっているが、もちろん自筆ではないであろう。没後、常栄寺の開基の像として作られたものと思われる。隆元の晩年の姿を写したものであろう。
隆元は、元就の長男として大永3年(1523)に出生した。家督を継いだ後、朝廷から大膳太夫に任ぜられるとともに安芸国の守護になった。その後、備後、長門、周防の守護職となるが、永禄6年(1563)8月、41歳で没した。
賛、画家の名、印は無い。寺伝では、常栄寺殿御自筆尊影といっているが、もちろん自筆ではないであろう。没後、常栄寺の開基の像として作られたものと思われる。隆元の晩年の姿を写したものであろう。
隆元は、元就の長男として大永3年(1523)に出生した。家督を継いだ後、朝廷から大膳太夫に任ぜられるとともに安芸国の守護になった。その後、備後、長門、周防の守護職となるが、永禄6年(1563)8月、41歳で没した。
規模
縦80.7cm、横42.2cm
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