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旧中川家住宅(いぐらの館)

印刷用ページを表示する掲載日:2021年3月31日更新 <外部リンク>
きゅうなかがわけじゅうたく(いぐらのやかた)
旧中川家住宅(いぐらの館)

種別

有形文化財(建造物)

指定区分(1)

未指定

時代(大分類)

近世
近代

時代(小分類)

江戸
明治

地域

阿知須

所在地

山口市阿知須3425番地

概要

説明

・中川家は水軍の末裔として音頭の瀬戸から渡って来たと伝えられ、江戸後期から明治にかけて阿知須浦廻船業の中心となった家で当時阿知須最大級の建物であった。
・平成20年4月に改装され一般公開された。
・玄関左側の花崗岩の一枚石の長石は長さ4mのものが2本並べて据えてある。屋外の腰板壁はなまこ壁となっている。また407個の石からなる防火用大井戸は海水の入生け簀となっていた。庭園に春と秋に花を咲かせる西日本一といわれる「御柳」が植えられている。

規模

敷地面積350坪・母屋70坪

材質

瓦葺き屋根・大壁造漆喰塗り込み構造

立地

かつて廻船業で栄えた白壁の代表的な建物

制作者等

中川令辰

製作年/建造年

明治17年(1884)

文献

・掘雅昭『いぐらの風土記』
・「阿知須浦誌」『防長風土注進案』
・山口市教育委員会『山口市阿知須地域の居蔵造』2008

関連文化財群

陸・川・海の道と交流の遺産