本文
須川の山固め神事
すがわのやまがためしんじ

文化財指定等状況
市指定
指定区分
無形民俗文化財
指定年月日
昭和55年9月1日
種別
無形民俗文化財
地域
佐山
所在地
山口市佐山須川
概要
説明
この神事は、農耕に深くかかわりのある大歳神社の祭事として、佐山地区須川集落に伝えられているもので毎年12月5日、須川集落から北に約500m入った山中で行われている。
総代が祭主及び司祭となり、前日に餅をつき、新藁の注連縄(しめなわ)、三本の木刀、青竹の弓を準備する。祭りの当日は、幣をつけた榊を中央に立てた祭壇を設け、雌雄を意味するイスノキとマツの神木の間に注連縄を張り渡し、木刀を挟み、弊をつける。神木の両方に弓をつがえ、竹筒に神酒を入れ両方の木にぶらさげる。
この行事は、山固め神事といわれるように、山に住む猪や兎などの害獣、ウンカ、メイ虫などの害虫といった自然災害を山に封じ込める意味が含まれているという。古くからの民俗的行事で、現在祭事として行われているのは、大変少なく貴重なものとなっている。
総代が祭主及び司祭となり、前日に餅をつき、新藁の注連縄(しめなわ)、三本の木刀、青竹の弓を準備する。祭りの当日は、幣をつけた榊を中央に立てた祭壇を設け、雌雄を意味するイスノキとマツの神木の間に注連縄を張り渡し、木刀を挟み、弊をつける。神木の両方に弓をつがえ、竹筒に神酒を入れ両方の木にぶらさげる。
この行事は、山固め神事といわれるように、山に住む猪や兎などの害獣、ウンカ、メイ虫などの害虫といった自然災害を山に封じ込める意味が含まれているという。古くからの民俗的行事で、現在祭事として行われているのは、大変少なく貴重なものとなっている。
立地
須川集落から北に約 500m入った山中
関連文化財群
安穏な生活への願いと祈り
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