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竜王社のムクノキ巨樹群

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
りゅうおうしゃのむくのききょじゅぐん
竜王社のムクノキ巨樹群

種別

天然記念物

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

天然記念物

指定年月日

昭和50年8月1日

地域

宮野

所在地

山口市宮野上494番地 竜王社

概要

説明

 最大は、西側の樹で、根元周囲約8.1m、目通り周囲約5m、樹高約25mであるが、下部に一部損傷があり、内部は多少空洞になっているようである。地上4mのところで3つに分岐し、二大枝となっている。この樹に接して2番目の大樹がある。これは根元周囲約7.5m、目通り周囲約4.3m、樹高約19mである。地上2mの部分で直径約0.8mにおよぶ大枝があったものが折損し、その木部は空洞化している。樹冠は上部で折損している。社前の樹は、目通り周囲約3.9mで損傷があり、直径の割に樹高は低く、横に枝を張っている。社西側の樹は、目通り周囲約2.8m、樹高約21mである。社東側の樹は、目通り周囲約2.5mである。西側の2樹は特に大きく、このように一か所にまとまって5本の大樹があるのは珍しいといわれる。
 ムクノキは、エノキとともに全国的に神の依代としての信仰があるが、竜王社のムクノキもそのような考えで保護されてきたものであろう。

規模

社殿の西側に3本、東側に1本、社前に1本ある

立地

竜王社の境内