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紙本墨書允芳恵菊墨蹟(与竺雲恵心印可状)天文十九年の年紀がある

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
しほんぼくしょいんぽうえぎくぼくせき(よじくうんえしんいんかじょう)ていぶんじゅうくねんのねんきがある
紙本墨書允芳恵菊墨蹟(与竺雲恵心印可状)天文十九年の年紀がある

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

書跡

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

平成28年1月13日

地域

宮野

所在地

山口市後河原150番1号 山口県文書館(寄託)

概要

説明

 竺雲恵心の師である允芳恵菊が竺雲に書き与えた道号と頌である。
 竺雲恵心は出雲国に生まれ、国清寺、東福寺などの住職を務めたのち、永禄7年(1564)に常栄寺の開山となった。允芳恵菊は竺雲の師であり、出雲安国寺、東福寺退耕庵の住職を務めた。
 允芳恵菊の数少ない墨蹟の遺例であり、室町時代まで遡る印可状として貴重であるだけでなく、常栄寺開山竺雲恵心の号の由来を示す資料として貴重である。

規模

縦32.7cm、横41.5cm