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木造龍頭

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月9日更新 <外部リンク>
もくぞうりゅうとう
木造龍頭

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

工芸品

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

平成20年11月28日

時代(大分類)

中世

時代(小分類)

室町

地域

大内

所在地

山口市大内氷上四丁目16番10号 興隆寺

概要

説明

 この龍頭は、仏教の儀式で庭などを飾るための幡をつるすのに使われたもので、竿の先に挿して使用した。
 三頭のうち二頭((1)、(2))は口を開き、一頭((3))は口を閉じている。檜材で彩色はほとんど剥落し、口の中に朱色、首の部分に緑青がわずかに残っている。
  (3)は大永3年(1523)の墨書がある。(1)・(2)には墨書がないが、(3)よりは古く15世紀にさかのぼる可能性がある。

規模

(1).頭長33cm、高さ28cm、(2).頭長33cm、高さ28cm、(3).頭長29cm、高さ39cm(棒を含む)である。

関連文化財群

今に息づく大内氏の歴史文化