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野田神社能楽堂及び附属室

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
のだじんじゃのうがくどう および ふぞくしつ
野田神社能楽堂

種別

有形文化財(建造物)

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

平成3年4月22日

時代(大分類)

近代

時代(小分類)

昭和

地域

大殿

所在地

山口市天花一丁目1番2号 野田神社

概要

説明

 この能楽堂は、昭和11年(1936)に明治維新70年記念事業として、長州藩主末裔の毛利元昭(もとあきら)が別格官弊社・野田神社に新築寄付したもので、その設計・監理は社寺建築設計・小林建築事務所によるものである。
 総檜造りで、橋掛、鏡の間及び楽屋、控の間を構えている。建築面積は約238平方メートルで、規模の点からしても本格的な能楽堂である。全国的にみても能楽堂は数が少なく、とりわけ西日本では10棟に満たない。その中でもこの能楽堂は、規模、質ともに一流の能楽堂であると思われる。
 当初の建築場所は現在地より西の野田学園運動場内であったが、平成3年(1991)に現在地に移築され、補修が行われた。

規模

建築面積 約238平方メートル

制作者等

新築寄付:毛利元昭/設計・監理:社寺建築設計・小林建築事務所

製作年/建造年

昭和11年(1936)