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木造阿弥陀如来坐像 [東仙寺]

印刷用ページを表示する掲載日:2021年9月1日更新 <外部リンク>
もくぞうあみだにょらいざぞう
木造阿弥陀如来坐像

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

彫刻

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

昭和57年3月2日

時代(大分類)

古代

時代(小分類)

平安

地域

仁保

概要

説明

 平安時代後期の作で、螺髪を切り子型に彫り出し、肉髪珠は彫られていない。両手を重ね、親指の先をあわせ、人差し指は関節を曲げ、立て合わせた上品上生印を結んでいる。衲衣は左肩を被い、右肩に少し掛かる偏袒右肩で、足元は結跏趺坐している。彩色は、頭部以外はほとんど剥落している。
 この像は、もと舟山八幡宮の本地堂に安置されていた三仏の一体で、明治の神仏分離に際し、東仙寺に安置されたといわれている。東仙寺の創建は、慶雲元年(704)僧行基によって創建されたと伝えられている。

規模

像高136.8cm

材質

檜材 一木造り