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木造阿弥陀如来立像 [明栄寺]

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
木造阿弥陀如来立像 [明栄寺]

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

彫刻

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

昭和55年3月28日

時代(大分類)

中世

時代(小分類)

室町

地域

阿知須

所在地

山口市阿知須8203番地 明栄寺

概要

説明

 この阿弥陀如来立像は、檜材の一木造りで像高は32.3 cmである。
 頭部・躰部を竪一材から彫り出し、内刳りは施していない。
肉髻珠(にっけいじゅ)には玉を入れている。両手首から先および両足先は別材で彫り出し、矧ぎつけている。頭髪は墨彩である。面部・胸部・両手先・両足先などは金泥彩を施している。彩色はすべて後の補修である。衲衣などは素木に近いが、前面の所々に唐草文様が描かれた跡が残るので、当初は彩色されていたものと思われる。裾の地付部に花押が墨書されている。
 室町時代の作である。

規模

像高32.3cm

材質

檜材