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紙本着色毛利隆元像 [常栄寺]

印刷用ページを表示する掲載日:2021年7月12日更新 <外部リンク>
しほんちゃくしょくもうりたかもとぞう
紙本着色毛利隆元像

種別

有形文化財(美術工芸品)

美術工芸品の分類

絵画

指定区分(1)

市指定

指定区分(2)

有形文化財

指定年月日

昭和43年6月25日

時代(大分類)

中世

時代(小分類)

室町

地域

宮野

所在地

山口市亀山町3番1号 山口県立美術館(寄託)

概要

説明

 この画像は、侍烏帽子に大紋を着て、右手に扇を持ち、上畳に座る武将の姿である。大紋は青の地に「一に三つ星」の紋を三つ集めて散らしている。
 賛、画家の名、印は無い。寺伝では、常栄寺殿御自筆尊影といっているが、もちろん自筆ではないであろう。没後、常栄寺の開基の像として作られたものと思われる。隆元の晩年の姿を写したものであろう。
 隆元は、元就の長男として大永3年(1523)に出生した。家督を継いだ後、朝廷から大膳太夫に任ぜられるとともに安芸国の守護になった。その後、備後、長門、周防の守護職となるが、永禄6年(1563)8月、41歳で没した。

規模

縦80.7cm、横42.2cm