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HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)定期予防接種について

印刷ページ表示更新日:2024年7月17日更新 <外部リンク>

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お知らせ

  • HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)については、平成25年6月14日付けの厚生労働省の通知に基づき、これまで積極的な勧奨を差し控えてきましたが、国の検討部会において、子宮頸がん予防ワクチンの安全性について特段の心配が認められないことが確認され、ワクチン接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。令和3年11月26日付け厚生労働省の通知により同通知を廃止し、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の接種勧奨を再開することとなりました。
  • 令和3年12月28日付けの厚生労働省の通知により、接種が差し控えられた期間に接種の機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から対象者にキャッチアップ接種を行うことになりました。キャッチアップ接種については、こちらをご覧ください。➡HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)のキャッチアップの接種について
  • 令和5年4月1日より予防接種法に基づき、定期予防接種及びキャッチアップ接種に、従来の2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)に9価(シルガード9)が追加され、公費(無料)で接種できるようになりました。
  • キャッチアップ接種は、令和7年3月31日で終了します。令和6年度に高校1年生年齢相当の女子は、令和7年度以降、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を定期予防接種として接種する機会はありません。規定の接種間隔があるため、全3回の接種を公費(無料)で終えるためには、令和6年9月までに、1回目の接種をする必要があります。

病気について

ヒトパピローマウイルス感染症<外部リンク>とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどや尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がんの罹患が増えています。 

ワクチンの接種効果

サーバリックスおよびガーダシルは、子宮頸がんをおこしやすい種類である HPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます(※1)。 シルガード9は、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類(※2)のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます(※3)。
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

(※1、3) HPV16型と18型が子宮頸がんの原因の50~70%を占め(※1)、 HPV31型、33型、45型、52型、58型まで含めると、子宮頸がんの原因の80~90%を占めます(※3)。
(※2) HPV31型、33型、45型、52型、58型

定期予防接種対象者

小学6年生から高校1年生までの年齢相当にある女子(標準的な接種年齢 中学1年生)

※HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を一度も接種されたことのない方へ、令和6年4月下旬頃にリーフレット(説明書)を発送予定です。
※接種が未完了(途中、中断された方等)で、ワクチン接種およびリーフレットの送付を希望される方は、健康増進課までお問い合わせください。
※転入された方等で、他市町村で接種を完了された方や、最近接種されたばかりの方に、案内が届く場合があります。接種を完了されている方の定期接種は、不要です。

小学6年生~高校1年生の年齢相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(概要版) [PDFファイル/2.72MB]
小学6年生~高校1年生の年齢相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(詳細版) [PDFファイル/3.58MB]
9価のHPVワクチンを公費で接種できるようになりました [PDFファイル/604KB]

接種するワクチン、接種間隔、回数

ワクチンは、3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)あります。
※接種するワクチンによって接種のタイミングと回数が異なります。いずれを接種するかは、接種する医療機関にご相談ください。接種に当たっては、ワクチンの「意義、効果」と「接種後に起こりえる症状」の両方について確認し、事前にかかりつけ医にご相談ください。

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接種場所

市内の実施医療機関は、​やまぐちのお医者さんナビ<外部リンク>をご確認ください。
県内の実施医療機関であれば、接種が可能です。県内の医療機関については、山口県ホームページ<外部リンク>をご確認ください。
県外で接種を希望される場合は、事前に手続きが必要です。

接種に必要なもの

  1. 母子健康手帳など接種履歴が分かる書類
  2. 予診票(各実施医療機関または各保健センターに備え付けています。)

ワクチン接種後の注意

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の接種を受けた後は、体調に変化がないか十分に注意してください。
詳しくはHPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ [PDFファイル/1.24MB]をご覧ください。

子宮頸がんの予防・早期発見のために

ワクチンで防げないHPV感染もあるため、子宮頸がん検診を定期的に受診することが大切です。20歳以上になったら、定期的にがん検診を受けましょう。

接種後の健康に異常がある方

まずは、接種医師やかかりつけ医にご相談ください。都道府県毎にヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた診療に係る医療機関が選定されてます。

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について<外部リンク>

医療従事者の方へ

  • HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)に関して情報をまとめたリーフレットがあります。

詳しくは、医療従事者の方向けのリーフレット [PDFファイル/1.8MB] やその参考資料(参考資料) [PDFファイル/15.13MB]をご覧ください。

関連リンク

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)のキャッチアップ接種について
​・ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~<外部リンク>
HPVワクチンに関するQ&A<外部リンク>
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種について<外部リンク>(山口県ホームページ)

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