朝食をとっている市民の割合は、8割以上を維持していますが、年代別では40歳未満の青年期の実践割合が低く、男性がわずかに低い状況です。
朝食を食べることは、健康的な生活習慣の定着にとても重要です。
<朝食を毎日とっている市民の割合(市まちづくりアンケート)>
<年代別の結果>
<男女別の結果>
令和6年度の調査(食育アンケート/学校栄養士会)では、小学生の11.3%、中学生の12.5%に朝食欠食がみられました。
生涯にわたり健全な心身を培うためには、朝食摂取が必要です。市では、小中学生の朝食欠食を0に近づけることを目標とします。
メリット(1) 体温上昇
朝ごはんを食べると、寝ている間に低下した体温を上昇させ、からだは1日の活動の準備を整えます。冷え性改善にも効果があります。午前中を元気に過ごすために、体温を上げる作用が高い肉、魚、卵、大豆製品等のたんぱく質性食品を朝ごはんに取り入れましょう。
メリット(2) 集中力アップ
脳のエネルギー源はブドウ糖です。朝ごはんを食べることで、集中力が高まり、勉強や仕事の効率が上がります。
朝ごはんを毎日食べている子と食べない子を比較すると、朝ごはんを毎日食べている子の方が、成績が良くなっています。脳にエネルギーがあると、イライラしなくなります。
メリット(3) 排便促進
朝ごはんを食べると、胃腸が動き出すようになり、排便を促します。便秘の原因は、朝食欠食かもしれません。
メリット(4) 肥満や脂質異常症予防
朝食を欠食して1日の食事回数を少なくすると、1日のエネルギー摂取量を同じにしても食事回数が少なくなるほど、体脂肪の蓄積が増加し、血清コレステロールや中性脂肪が高くなります。
朝ごはんを食べることは、肥満や脂質異常予防につながります。
小中学生が朝ごはんを食べない理由は、「食欲がないから」 「時間がないから」が約8割を占めます(食育アンケート/学校栄養士会より)。
夕食の時間が遅くなったり、夜食を食べたりすると、朝起きた時に食欲がなく、朝食を食べられなくなることがあります。運動量、夕食を食べる時刻や夜食の有無、就寝時刻、睡眠時間など、多くの生活習慣が関係しています。生活習慣全体を見直してはじめて、朝食欠食の習慣を改善することができます。
生涯にわたり健全な心身を培うため、「早寝早起き朝ごはん」の習慣を身に付けるよう、早寝早起き朝ごはんの大切さや具体的な実践方法を動画で紹介しています。
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朝ごはんを食べていない人は何か一口でも食べられるように!食べている人は、もっと栄養バランスよく食べられるように!
まずは、朝ごはん診断をしてみましょう。
食べない派、お菓子派、食べる派、あなたに合った朝ごはんを習慣づける方法を3ステップでナビゲートします。
主菜や副菜をそろえにくい朝ごはんを栄養バランスよく食べるための簡単レシピ!を紹介します。
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1日3食を、主食・主菜・副菜のそろった食事にレベルアップするために、なかなか取りにくい野菜を簡単に増やす方法をお伝えします!
まずは、野菜料理に着目した食事診断をしてみましょう。食べていない派、少し派、たっぷり派の方に合わせてアドバイス。料理をしない方、何を作ればいいか悩む方、野菜の下処理が面倒な方、味付けが苦手な方必見!
それぞれの方に合わせて、野菜をたくさん食べるアイデアを紹介します。忙しい方、お料理が苦手な方を応援しています!!
市内の小中学生を対象に、「ぼく・わたしのお料理コンクール」を毎年開催しています。
令和6年度「自分でできたよ!朝ごはん」のテーマで募集した”自分で作った栄養バランスの良い朝ごはん”の受賞作品は、「レンジとトースターだけで作る」「一皿で栄養バランスが良い」「冷凍食品や缶詰など手軽に使える食材を活用」等、時間がない朝でも栄養バランスの良い朝ごはんを簡単に作る工夫がたくさん盛り込まれています。
それ以前の入賞作品は、1日3食、主食・主菜・副菜をそろえて食べる習慣が身につくよう、「不足しがちな野菜を使った簡単レシピ」をテーマに募集した簡単レシピです。ぜひ、作ってみてください。
「ぼく・わたしのお料理コンクール入賞作品レシピ」詳しくはこちら
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