山口市のホストタウンとしての取り組み(2018年度)
スペイン水泳代表チームとの市民交流
「FINAアーティスティックスイミングワールドシリーズ2018東京大会」(4月27日~ 29日)に向けて、アーティスティックスイミングのスペイン代表チームが山口市でトレーニングキャンプを行いました。また、冬には競泳のスペイン代表チームもトレーニングキャンプを行いました。期間中、選手らと山口市民との様々な交流事業を行いました。
アーティスティックスイミング:4月18日~24日 競泳 :11月30日~12月13日 |
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・競泳スペイン代表チームのトレーニングキャンプが始まりました
・トレーニングキャンプ中のスペイン王立水泳連盟関係者が市長を表敬訪問されました
阿知須小学校との交流、歓迎セレモニー(4月18日)
アーティスティックスイミングのスペイン代表チームの歓迎セレモニーが行われ、阿知須小学校を訪れたキャプテンのメリチェル選手含む3名が生徒たちと交流しました。世界レベルの選手や監督にたくさんの質問や会話をすることができ、子どもたちにとって貴重な経験となりました。
エキシビション(4月21日)
きらら博記念公園水泳プールでアーティスティックスイミングのスペイン代表チームのエキシビション練習の模様が一般公開されました。会場にはおよそ1,400人が駆けつけ、世界トップレベルの演技に魅了されました。
・アーティスティックスイミング・スペイン代表のエキシビションが行われました
水泳チーム歓迎セレモニー(11月30日)
競泳のスペイン代表チームの歓迎セレモニーが行われ、けん玉競技の全国大会で優勝された経歴のある阿知須在住の渡辺京子さんのご家族による「けん玉」の披露が行われました。最後には選手たちも一緒にけん玉をするなど、盛り上がりを見せました。
・競泳スペイン代表チームのトレーニングキャンプが始まりました
山口県立大学との交流(12月12日)
山口県立大学の栄養学科の学生が、競泳スペイン代表チームに自ら作った和食や日本文化を選手たちに体験してもらい選手たちをもてなしました。献立は日本の食材を用いながらもスペインの選手たちの口に合うような味付けとなっており、選手たちからはおいしいという声を聞くことができました。その後、日本文化である折り紙や合気道の体験もしてもらい、日本の良さを選手たちに感じていただきました。
PR活動
国際交流員任命式(4月2日)
市民とスペインとの交流や国際理解を進めるため、新たな国際交流員としてスペイン出身のエフライン・ビジャモール・エレロ氏を任用しました。スペイン選手団との交流事業や、市民を対象とするスペインの文化等啓発事業に取り組みます。
国営放送生中継(7月6日)
スペインのパンプローナ市でもっとも有名なお祭りであるサンフェルミン祭り(牛追い祭り)の日に、スペインの国営放送に生出演して山口市の紹介をしました。この番組はスペイン全国で放映され、多くのスペインの皆さんに山口市のPRができました。
山口市サンクスデー(9月22日)
レノファ山口ホーム戦の「山口市サンクスデー」において、スペインホストタウンのPRを行うため、パネル展示やクイズ、サングリアの販売などを行いました。クイズ正解者にはスペイングッズが当たるくじも実施し、多くの参加者に喜ばれました。
スペインを読む(10月7日)
山口市立中央図書館で企画展示「スペインを読む」を開催しました。特設コーナーにスペイン関連図書を展示し、図書館を訪れた人々にスペインの書籍等について紹介しました。
宮野まつりステージ(10月14日)
宮野祭りに参加し、パネル展示と山口市の国際交流員のエフラインを含む4人のスペイン人がスペインの曲を披露しました。伝統的な歌やスペイン北部の伝統的な楽器である「チストゥ」を使用した音楽で、市民にスペイン文化を紹介しました。
スペインデー(10月20日)
山口ゆめ花博「スペインデー」において、スペイン文化を伝えるステージイベント、パネル展示、スペイン紙芝居、凧揚げ大会、スペインワイン講座などを実施しました。
スペインフィエスタ(11月3日)
スペインフィエスタにおいて、国際交流員によるスペイン講座、スペインパズル遊び、パネル展示、3Dプリンタでサクラダファミリア製作を行うブースを出展しました。
パネル写真展(11月14日)
山口市菜香亭において、スペインシンポジウムの関連事業として、日本・スペイン外交樹立150周年記念パネル展及び和歌山県・四国巡礼路写真展「旅路」(同時開催)を行いました。また、映像で山口市の姉妹都市であるナバラ州・パンプローナ市の紹介も行いました。
スペインシンポジウム(11月22日)
第20回日本・スペイン・シンポジウムを外務省・山口県・宇部市との共催で実施しました。経済連携協定の発動を見据えた日西の今後の交流について議論を行いました。
・第20回日本・スペイン・シンポジウムを行いました
講座
メ・グスタ・エスパーニャの会「メ・グスタ・エスパーニャの会第3回勉強会」(5月12日)
スペインの言語や文化についての講話を行いました。
秋穂国際交流サークル「スペイン知っちゃおうinAIO」(5月19日)
スペイン文化や習慣、遊びの紹介やスペイン料理教室を行いました。
山口-ナバラコラボ広場「課外活動」(5月23日)
山口の食材を利用した「日本食」の創作、提供、日本文化の紹介などを行いました。
山口ロータリークラブ「卓話」(5月30日)
450年以上続く山口とスペインの深いつながりについて講話を行いました。
阿東東中学校「全校道徳 国際理解授業」(6月5日)
スペインの言語や文化についての講話を行いました。
山口商工会議所 日本のクリスマスは山口から実行委員会
「クリスマス市の未来創出事業に係るメニュー開発」(6月29日)
バスク地方にちなんだ内容のメニュー開発及び提供を行うため、メニュー開発における助言を行いました。
働く婦人の会「海外を旅するために」(7月12日)
スペインの文化、観光、言語についての講和を行いました。
地域交流センター「エフラ先生のスペインサマースクール」
大内域交流センター:7月24日 吉敷地域交流センター:8月3日 |
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休み期間中の市内小学生・中学生を対象に、スペインの講座やスペインのゲームなどをしてスペイン文化を身近に感じることを目的としたスペインサマースクールを実施しました。
小郡女性団体連絡協議会「聞かせて「子育て奮闘記」母国と日本の違い」(7月28日)
スペインの子育てなどについて講話を行いました。
白石小学校「姉妹友好都市の交流給食」(9月6日)
「スペインの日」として、スペイン料理の給食による交流を行いました。同時に学校放送を使用したインタビュー形式のスペイン文化紹介を行い、スペインの魅力を伝えました。
中村女子高等学校「スペイン料理講習会」(9月10日)
スペイン文化や習慣、言語についての講話と、スペイン料理教室を行いました。
山口スペイン・ナバラの会「紙芝居公演・ナバラ州パンプローナの紹介」
佐山小学校:10月5日 白石小学校:11月12日 さくら小学校:11月16日 |
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スペインの紙芝居の公演、スペインおよびナバラ州パンプローナ市の紹介を行いました。
子育て支援グループママキューピット「グローバル体験」(10月10日)
スペインの国の文化や遊びについての講座を行いました。
小郡南小学校「人権学習講演会」(10月25日)
スペインの文化や山口との歴史について講話を行いました。
パンプローナ市との姉妹都市交流
絵葉書交流
山口市の小学校とパンプローナ市の小学校の生徒同士での絵葉書交流を行いました。良成小学校とカデナ小学校の生徒たちが絵葉書を送りあい、国境を越えて心を通わせました。