競泳のスペイン代表チームが平成30年11月30日(金曜日)、阿知須のきらら博記念公園水泳プールでトレーニングキャンプを始めました。
同日、代表チーム(競泳選手1人、オープンウオーター選手7人、スタッフ2人)の歓迎セレモニーが同プールであり、地元の住民約100人がスペインの国旗や応援フラッグを持って出迎えました。
式では、江藤寛二交流創造部長のあいさつの後、阿知須でスペイン語を学ばれている浜中博司さんが「東京オリンピックが終わっても山口に訪れて欲しい。これからもずっとスペインを応援します」と流ちょうなスペイン語で述べられると、選手たちも驚きの表情を見せました。また、阿知須小の渡辺日和さん(6年)と妹の和水さん(3年)、そして母親の京子さんによるけん玉が披露されると、選手はその技術の高さに魅了され、自らもけん玉にチャレンジする姿が見受けられました。
代表チームは、阿知須に滞在しながら12月13日まで同プールで練習を行い、12月1日は市内の高校生を対象としたスペイン代表コーチによる水泳教室、9日には県交歓水泳競技大会へ参加、12日には県立大学栄養学科との食の交流や書道体験、そしてサビエル記念聖堂などの観光地巡りも予定されています。
ヘッドコーチのリカルド・バレラさんは「心を込めて歓迎いただき、素晴らしい施設で練習できることをうれしく思う」と話しました。また「2018FINAジュニアワールドカップイスラエル大会」のオープンウオーターで優勝したパウラ・ルイス選手は「この素敵な施設でトレーニングを積んで、オリンピックでトップの成績を残したい」と抱負を述べました。
本市は、2020東京五輪競技大会等のホストタウンとなっており、選手団が訪れるのは今回で3回目です。
歓迎セレモニーで参加者らによる記念撮影
会場に到着した選手等を出迎える地元の方々
けん玉を披露する渡辺さん親子
勉強中のスペイン語で歓迎のあいさつをする浜中さん(右)と笑みがこぼれる選手ら
スポーツ交流課 ☎083-934-2874