令和5年1月11日に小郡地域の「燃やせないごみ」を収集・運搬していたごみ収集車両が出火炎上するという火災事故が発生しました。
山口市では、ごみ収集車両やごみ処理施設での出火事故が、令和4年度で13件発生しています。
いずれも原因の特定は困難なものの、スプレー缶やリチウムイオン電池をはじめとした小型充電式電池といった発火を引き起こすごみが混入していた可能性があります。
発火を引き起こすごみがごみ収集車両やごみ処理施設で圧縮された際、スプレー缶などは可燃性ガスが漏れ出し、小型充電式電池などはショートすることで、火災につながる可能性があります。
ごみ処理施設等の火災は、施設等の損害や収集時間の遅延だけでなく、周囲の皆さんや作業員の命にかかわる重大な事故となります。
正しいごみの分別・排出にご協力ください。
火災に遭ったごみ収集車両
電池類(乾電池、ボタン電池、コイン電池、小型充電式電池)で動く製品を処分する際は、製品本体から電池類を取り外してから出してください。
ただし、小型充電式電池に多く使用されているリチウムイオン電池は、破損、変形により発熱、発火する危険があります。製品の構造上取り外せない場合は、無理な分解はしないでください。製品の電池類が取り外し可能な製品は、取扱説明書に方法が記載されています。
なお、モバイルバッテリー、電子たばこは分解せず、そのまま回収ボックスに出してください。
自治会のごみステーション(集積所)には出すことができません。下記の指定場所の屋外に設置してある回収ボックスへ出してください。
※最後まで使い切って、穴をあけてから回収ボックスに入れてください。
使い切ってからライターだけを中身の見える袋に入れて、燃やせないごみの日に出してください。
ガスが残っているうちに不要となった場合は、必ずガスを抜いてから廃棄してください。
ガス抜き参考:ライター・ライター用ガスボンベの正しい捨て方(一般社団法人日本喫煙具協会)<外部リンク>
自治会のごみステーション(集積所)には出すことができません。下記の指定場所の屋内に設置してある回収ボックスへ出してください。
下記のマークがあるものが回収対象です。
金属端子部分をテープ等で覆ってください。
モバイルバッテリーは本体ごと回収しますので分解しないでください。
回収対象外の充電式電池の処分については、製造メーカーまたは一般廃棄物処理業者にお問い合わせください。
メーカーに関係なく回収します。テープ等で覆ってください。
メーカーに関係なく回収します。内部の充電式電池は取り外さないでください。
電子たばこ、加熱式たばこの充電式電池は、「小型充電式電池・モバイルバッテリー」では回収できない電池なので、取り外さずに電子たばこ、加熱式たばこの回収容器に入れてください。