ひきこもり相談支援
ひきこもりとは、半年以上、学校や職場に行かず、家族以外との密接な対人関係が持てない状態が続いている場合をいいます。
ひきこもりの状態に至った経緯は、学校や職場での失敗、失職、病気など人によって異なります。いろいろな苦労や経験をした人も多く、そのために元気や自信を失った状態とも言え、誰にでも起こりえます。
山口市では、NPO法人ふらっとコミュニティと連携し、ひきこもり当事者やその家族の相談窓口及び居場所を設置するなど、ひきこもり支援を実施しています。
実施場所
NPO法人 ふらっとコミュニティ ひより
住所:山口市小郡船倉町3番11号
電話・Fax:083-902-5980
リーフレット(NPO法人ふらっとコミュニティひより) [PDFファイル/2.17MB]
対象
ひきこもりの状態で困っている方、その家族、支援者
実施者、運営者
実施主体:山口市
事業運営:NPO法人ふらっとコミュニティ
相談利用料金
対象の方が山口市民の場合は無料
事業内容
個別相談(事前予約制)
・ひきこもりに関する当事者やその家族、関係機関等の相談受付。
・「ひきこもり状態」に応じて個別の対応方法、支援方法の助言や関係機関の紹介。
家族心理教育
・家族が子どもにどう向き合い、声をかけたら良いのか、何が先回りなのかなどを学び合い、親が変わっていくことをサポートします。
【基礎編】(年2回実施)
1.ひきこもりのメカニズムや生きづらさを理解しよう
2.「対話」のあり方について理解しよう
3.問題と感じる行動(暴力など)を振り返り、その方法を理解しよう
4.ポジティブコミュニケーション・好ましい行動を増やす方法を理解しよう
5.先回りをやめて、子どもとしっかり向き合う方法を理解しよう
6.これからの対応方法を一緒に考えよう(元ひきこもり者の話など)
第20回 ひきこもり(不登校)家族心理教育基礎編チラシ [PDFファイル/177KB]
第20回 ひきこもり(不登校)家族心理教育基礎編申込書 [PDFファイル/251KB]
※詳細はふらっとコミュニティひだまり(0836-21-1552)へお問い合わせください。
【実践編】
・基礎編6回プログラム終了後(場合によっては終了前)、月1回の実践編(家族会)を開催します。
ひきこもり者の訪問(アウトリーチ)
・自宅またはひきこもり者が面接を希望する場所に訪問を行い、個別支援を行います。
・アウトリーチ開始後も状況に応じて家族面接を継続します。
居場所の設置
・社会復帰の始まりとして、自宅外の安心して過ごせる居場所を提供します。
・利用方法は、自由で、いつ来て、いつ帰ってもいいです。
・居場所では、リクレーション、認知行動療法SST(社会生活技能訓練)、コミュニケーション講座、手工芸などもあります。
原則、毎週月~金曜日 9:00~17:00
令和7年3月イベントカレンダー [PDFファイル/121KB]
※行事などは変更する場合があります。下記 NPO法人ふらっとコミュニティ ホームページ内のカレンダーにも掲載されていますので、ご確認の上、また初めての方はご連絡の上、ご参加ください。
関連情報
NPO法人 ふらっとコミュニティ ホームページ<外部リンク>
他の相談機関
山口県ひきこもり地域支援センター
- 山口県精神保健福祉センター(こころの健康電話相談) 電話:083-901-1556
- 山口健康福祉センター 電話083-934-2532
山口県ホームページ(精神保健福祉センター・ひきこもりトップページ) (外部リンク)<外部リンク>
KHJ(全国ひきこもり家族会連合会)山口県支部
きらら会(家族の会)、みかんの会(本人の会) [PDFファイル/365KB]
関連リンク
ひきこもりVOICE STATION(厚生労働省)<外部リンク>
「ひきこもりVOICE STATION」は、当事者や経験者、家族や支援者の声をシェアすることで、互いに理解しあい、学びあって、地域に暮らす誰もが生きやすい社会をつくることを目指すコミュニティサイトです。