特定外来生物ツマアカスズメバチに御注意ください
防府市でツマアカスズメバチが確認されました
特定外来生物ツマアカスズメバチの巣が、令和元年11月18日に防府市新田において確認され、駆除されました。本州で初めて確認された案件となります。
なお、ツマアカスズメバチは、国内では長崎県対馬市において定着が確認されています。対馬市以外では、これまでに福岡県北九州市(平成27年9月)などで確認されていますが、現時点でこれらの地域において定着は確認されていません。
ツマアカスズメバチの特徴
和名 ツマアカスズメバチ
学名 Vespa velutina
科名 スズメバチ
原産地 中国、台湾、東南アジア、南アジア
特徴 体全体は、黒っぽく腹部の先端がオレンジ色で、あごと足の先が黄色。大きさは女王バチが30mm程度、オス24mm程度、働きバチ20mm前後。
- 主に昆虫類(ミツバチなど)を捕食します。
- 樹木の高い所へ営巣することが多いのが特徴です。
- 在来種のスズメバチより大きな巣を作り、直径が1mになることもあります。
- 生態系、農産業(特に養蜂業)、人体に被害を及ぼす心配があります。
住民の皆さんへ
ツマアカスズメバチは、人への危険性は在来スズメバチと変わりませんが、農林業(特に養蜂業)や生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあり、警戒が必要です。
早期発見、早期駆除のため、ツマアカスズメバチと疑われる個体や巣を確認された場合は、目撃した日時・場所・状況(できれば写真)を下記または中国四国地方環境事務所(電話番号086-223-1561)まで御連絡いただき、情報提供に御協力のほどよろしくお願いします。
注意:特定外来生物は、飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止されています。
関連リンク
環境省:ツマアカスズメバチに関する情報<外部リンク>
関連書類
チラシ「ツマアカスズメバチに注意!!」 [PDFファイル/533KB]