駐車場整備計画とは、駐車場法に基づき、都市計画で定める駐車場整備地区における駐車場の需要及び供給の現況並びに将来の見通しを勘案し、総合的な駐車場整備について定める計画です。
本市では、昭和49年に駐車場整備地区を指定し、平成13年に山口市駐車場整備計画を策定するなど、駐車場施策に取り組んできました。
こうした中、計画の策定から約20年が経過し、近年では、人口減少・高齢化社会の進展といった社会情勢の変化や、低未利用地の駐車場化によるまちの魅力の低下など、駐車場を取り巻く環境やニーズも変化しています。
これまでの増加する駐車場需要への対応となる「量の確保」から、まちづくりと連携した駐車場施策、いわゆる「質の向上」への転換が求められていることから、まちづくりと一体となった駐車場施策とし、まちのにぎわいや魅力の創出につなげるため、まちの将来像や都市空間のあり方、そのために必要な駐車場の総数や配置の適正化、効率的な駐車場運営といった様々な観点から計画内容を見直し、望まれる駐車場の将来像を示す計画となるよう改定しました。