肺炎は日本人の死亡原因の第5位となっており、特に高齢者の肺炎での死亡率は高くなっています。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。その肺炎球菌には90種以上の型があり、この予防接種はそのうち23種の型に対してワクチンの効果があり、この23種の型は成人の肺炎球菌感染症の約4~5割を占めるという研究結果があります。
本予防接種を定期予防接種として接種できる期間は年齢により決まっています。接種期間以外での接種は任意予防接種となります。
接種を希望される方は、かかりつけ医にご相談の上、接種してください。
成人用肺炎球菌ワクチン(定期予防接種)について [PDFファイル/1.39MB]
接種日において、次のいずれかに該当する山口市民の方。ただし、過去に23価肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けたことがある方は対象外となります。
1.65歳の方(令和6年4月2日以降に65歳となられる方に対し、誕生月の翌月に、ご案内ハガキ(黄緑色)を送付いたします。)※65歳を超える方を対象とした経過措置は、令和6年3月31日で終了しました。
2.60歳以上65歳未満の方であって、心臓、腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいのある方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいのある方
※身体障がい者手帳(1級)の写しまたは身体障がい者1級程度の医師の診断書が必要です。診断書にかかる料金は自己負担となります。
1回
2,850円
(※ただし、「医療依頼証兼生活保護費受給証」を提示された生活保護受給中の方、「中国残留邦人等支援給付等の支援決定がされている者であることを証明する本人確認証」を提示された中国残留邦人の方は、無料です。)
山口市内および県内の実施医療機関
※山口市内の実施医療機関については、やまぐちのお医者さんナビ<外部リンク>をご参照ください。
県外で接種を希望される場合は、事前に手続きが必要です。
Q:自分が過去に接種しているか知りたい。
A:お電話では、接種歴について回答できませんので、かかりつけの病院に行った際に、病院経由でお尋ねいただくか、各保健センターへ来所の上、身分確認証をご提示いただくことで、接種歴をお答えすることは可能です。なお、本市で把握している接種記録は、本市に住民登録のある方が実施された定期予防接種の記録のみで、任意予防接種の記録については把握しておりません。
Q:案内ハガキの再発行ができるか。
A:ハガキは接種券ではなく、ご案内のみのため、再発行はしておりません。