今夏の急性呼吸器感染症(ARI)への対策について
急性呼吸器感染症(ARI)とは
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、病原体(様々なウイルスや細菌)の感染により、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)または下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)の症状を呈する症候群の総称です。
例えば、インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
※例年、7月~9月は夏季休暇や帰省、イベント等により、人の往来が活発化して、新型コロナウイルス感染症が増加する傾向にあります。また、夏風邪の代表であるヘルパンギーナ、咽頭結膜熱などについても増加する傾向にあります。
基本的な感染対策
急性呼吸器感染症の予防には、「手洗い(手指消毒)」「マスク着用を含む咳エチケット」「換気」などが有効です。
手洗い(手指消毒)
- 流水・石鹸による手洗いは、手指など体についた病原体を除去するために有効です。
- 新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスには、アルコール製剤(エタノール濃度80%前後)による手指消毒も効果があります。
マスク着用を含む咳エチケット
- 重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、受診時や医療機関・高齢者施設などを訪問する時は、マスクを着用しましょう。
- 混雑した場所に行く時は、感染から自身を守るための対策として、マスクの着用が効果的です。ただし、夏場は熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します。
- 咳やたんなどの症状がある場合は、他の人への感染を防ぐため、「咳エチケット」を心がけることが大切です。
咳エチケット(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
換気
- 季節を問わず、室内のこまめな換気が大切です。
- 夏はエアコンを適切に使用し、24時間換気システムや換気扇を活用しながら、朝や夕方の涼しい時間帯に窓を開けるなど工夫して、熱中症と急性呼吸器感染症を予防しましょう。
山口県内での流行状況
山口県の急性呼吸器感染症サーベイランス(山口県感染症情報システム)<外部リンク>で公表されています。
受診相談体制について
発熱等により受診を希望される場合には、他の疾病と同様に、かかりつけ医やお近くの医療機関に相談の上、受診してください。
急な症状悪化等により、医療機関受診や救急車要請の要否について迷った時は、「救急医療電話相談」または「小児救急医療電話相談」をご利用ください。
救急医療電話相談
- 対象者:おとな(15歳以上)
- 電話:♯7119または083-921-7119
- 相談日時:毎日24時間
小児救急医療電話相談
- 対象者:子ども(15歳未満)
- 電話:♯8000または083-921-2755
- 相談日時:毎日19時から翌日8時
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