夫婦や親子で認定農業者の共同申請ができます
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更新日:2022年1月4日更新
認定農業者制度では、家族経営協定を締結した夫婦や親子などが共同で農業経営改善計画の認定申請(共同申請)を行うことができます。
共同申請のメリットは?
- 共同経営者としての地位・責任が明確化されます。
- それぞれの役割分担に基づく経営改善への取組の促進が期待されます。
- 親子で計画づくりをする場合には将来の経営継承の円滑化にもつながります。
農業経営改善計画の共同申請の条件は?
次の1~3を満たすことが必要です。
- 申請者が、すべて同一の世帯に属する者である、またはかつて同一の世帯に属していた者(その者の配偶者を含みます。)であること。「同一の世帯」とは、住居及び生計を同じくする親族の集団です。
- 家族経営協定の取決めが締結されており、その中で、申請者世帯の農業経営から生ずる収益がその認定申請者のすべての合意により決定することが明確化されていること。
- その家族経営協定等の取決めが遵守されていること。
家族経営協定って?
- 家族経営協定とは、家族農業経営にたずさわる各世帯員が、経営方針や役割分担、収益の配分、みんなが働きやすい就業環境などについて話し合い、取り決めるものです。
- 指定の様式はありませんが、山口農林水産事務所や農業委員会などの第三者機関の意見も聞きつつ作成し、第三者機関の立ち合いのもと、協定を締結します。
共同申請の流れ
1.家族経営協定書の作成・締結
協定書は、山口農林水産事務所や農業委員会などの第三者機関の意見も聞きつつ作成し、第三者機関の立ち合いのもと、協定を締結します。
2.農業経営改善計画認定申請書の作成・申請
申請者欄の「個人・法人名」欄に共同申請者全員の氏名、フリガナ、生年月日を連記し、申請書を作成します。
※詳しくは、お問い合わせください。
関係リンク
家族経営協定について(農林水産省HP)<外部リンク>