セルフメディケーションを推進しています
現在、国においては「セルフメディケーション」を推進しています。
セルフメディケーションを推進していくことにより、国民の自発的な健康管理や疾病予防の取組を促進することはもちろん、医療費の適正化にもつながることが期待されています。
セルフメディケーションとは?
WHO(世界保健機関)は、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること」と、定義しています。
セルフメディケーション税制とは?
セルフメディケーション推進の一環として、適切な健康管理の下で医療用医薬品からの代替を進めるため、健康の維持増進および疾病の予防について一定の取組を行う個人が、自己または自己と生計を一にする配偶者その他の親族に係る特定成分を含んだ OTC 医薬品 (いわゆるスイッチ OTC 医薬品) の購入の対価を支払った場合に、一定の金額についてその年分の総所得金額等から控除する税制です。
※制度の詳細や、手続きについては国税庁ホームページでご確認ください。
国税庁ホームページ<外部リンク>
具体的には、どう取組んだらいいの?
セルフメディケーションには様々な取組がありますが、ここでは上記の「セルフメディケーション税制」に該当するために必要な取組について説明します。
「健康の維持増進および疾病の予防について一定の取組」をしよう
健康の維持増進や疾病の予防のため、以下のような取組を行いましょう。
- 山口市国民健康保険が実施する特定健康診査や人間ドックを受診する
- 山口市が実施するがん検診を受診する
- インフルエンザの予防接種を受ける 等
「特定成分を含んだ OTC 医薬品 (いわゆるスイッチ OTC 医薬品) 」を使おう
スイッチOTC 医薬品とは、医療用医薬品として用いられていた特定成分を、ドラッグストア等で購入できる一般用医薬品として使用できるようにスイッチした(切替えた)ものです。軽度な疾病の症状の手当てなど、上手に使用しましょう。
また、使用について不明なことは、薬剤師に相談しましょう。
セルフメディケーションに取組みましょう
セルフメディケーションに取組むことにより、ご自身の健康状態に詳しくなり、必要以上の医療機関の受診を減らすことが期待できます。
また、山口市国民健康保険においても、全国の他の市区町村と同様に、被保険者一人当たりの医療費は増加傾向が続いており、医療費の適正化は喫緊の課題です。医療費の増加は、社会保障の維持が難しくなるだけでなく、保険料の値上げにもつながります。
ご自身の健康のためにも、お財布のためにも、セルフメディケーションに取組みましょう。