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令和2年度人権学習講座9開催報告「日本におけるハンセン病政策の変遷と人権について」

印刷用ページを表示する掲載日:2020年9月23日更新 <外部リンク>

 市では、幅広い人権課題に対する正しい理解と人権意識の高揚を図るため、今年度12回の人権学習講座を開催しています。
 8月28日(金曜日)に、人権学習講座9を名田島地域交流センターにおいて開催しました。「日本におけるハンセン病政策の変遷と人権について」という演題で、講師に佐々木耕治先生(山口市立大海小学校 教頭)をお迎えし、当日24名の方の受講がありました。

講座の様子
 

 最初にハンセン病について説明がありました。ハンセン病とは、「らい菌」という細菌による感染症であり、明治6年(1873年)にノルウェーの医師アルマウェル・ハンセンによって発見されました。彼の名をとって「ハンセン病」と呼ばれているそうです。次にハンセン病の感染について4つ挙げられました。

(1)感染し発病することは稀。
(2)乳幼児期の多量かつ頻回に、らい菌を口や鼻から吸い込む以外、まず発病しない。
(3)日常生活で感染する可能性はほとんどない。
(4)現代の日本社会のように文明化された社会では感染する可能性はほとんどない。
※ハンセン病療養所の医師や職員に発病した者は一人もいない。

西暦和暦患者数
最近のハンセン病患者数
1900明治3330,359
1925大正1415,351
1950昭和2511,094
1989平成元  7,551
2012平成240
2013平成251
2014平成261
2015平成271

 また、国立ハンセン病療養所は全国に14か所あるが、療養所には患者(元ハンセン病患者)はいない。しかし、後遺症や高齢化などのために療養所に入所されている方がおられるそうです。
  次に、岡山県にあるハンセン病療養所に訪問された時のことをお話されました。入所者の方で小学生の時に家族で旅行をして最終日に収容桟橋で別れて、そのまま家族とは会えなかった方がいらっしゃったそうです。1988年に島の療養所につながる邑久(おく)長島大橋が開通したが別名を人間回復の橋と言うのが心を痛めました。


       邑久(おく)長島大橋(人間回復の橋)                 邑久(おく)長島大橋(人間回復の橋)   


 最後に二度とこのような過ちをおかさないために今、私たちにできることは、ハンセン病について正しく理解し、偏見や差別をなくすこと。ハンセン病の回復者やその家族の方が安心して生活できるように温かい支援の輪を広げていくことが大切ということを力説されました。

 

講師配布資料 [PDFファイル/7.87MB]

 

 

 

 

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