ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 地域生活部 > 人権推進課 > 令和7年度人権学習講座開催報告(8月~11月開催分)

令和7年度人権学習講座開催報告(8月~11月開催分)

印刷ページ表示 更新日:2025年8月1日更新 <外部リンク>

 山口市では、幅広い人権課題に対する正しい理解と人権意識の高揚を図るため、年間12回の人権学習講座を開講しています。

 令和7年度人権学習講座開催報告をいたします。全講座会場とオンライン(ZOOM)でのハイブリッド開催としました。

講座7
演  題 日本におけるハンセン病政策の変遷と人権について
開催月日 8月5日(火曜日)午後1時30分~午後3時30分
開催場所 佐山地域交流センター
講  師 佐々木 耕治 氏 山口県教育庁人権教育課 教育調整監
参加者数 23名
講座内容

 ハンセン病の歴史について詳しくお話いただき、ハンセン病に対する正しい知識と理解の大切さを学びました。ハンセン病元患者に対する差別や偏見には胸が締め付けられる思いがしました。
  受講者からの感想には、「ハンセン病の変遷について明確になった。人権について、自分としてどう考え行動できるか今後、じっくり考えていきたい。」「正しい知識を知ることが出来て良かった。自分が思っていたのとは少し違っていたという事が分かり、とても勉強になった。」等々の感想をいただきました。

講座写真

講座8
演  題 発達障がい児の理解と支援~全ての子どもたちが健やかに成長するために~
開催月日 8月28日(木曜日)午後1時30分~午後3時30分
開催場所 秋穂地域交流センター
講  師 須藤 邦彦 氏 山口大学教育学部特別支援教育教室 准教授
参加者数 85名
講座内容

 発達障がいの子どもたちにどう向き合い、支援していくことが良いのかお話いただきました。発達障がいの子どもたちの特徴や問題となりやすい行動への支援の手がかりなど、家庭や学校、地域で取り組む子どもたちへの支援の手立てを学びました。
 受講者からの感想には「幼少期から好きをたくさん見つけてあげることがやはり大切なんだなと改めて感じた。全ての行動の意味に目を向けていきたい。」「問題行動にも意味があり、それを理解して対応することで好ましい行動に置き換えていくことの必要性を改めて教えていただいた。」等々の感想をいただきました。

講座写真

講座9
演  題 超高齢社会における認知症との共生と予防
開催月日 9月12日(金曜日)午後2時~午後3時40分
開催場所 徳地地域交流センター 
講  師 兼行 浩史 氏 山口県立こころの医療センター 院長
参加者数 24名
講座内容

 認知症について、医学的、専門的なことも分かりやすく説明していただきました。認知症の予防と正しい知識について理解を深め、認知症と共に、本人も家族も希望と尊厳をもって暮らすことができる社会について考えました。
 受講者の感想には、「認知症と多様性を認め合う社会と個人の尊重を社会(地域)で進めていくと良いと感じた。」「“認知症との共生と予防”まさにその通りだと思う。創造的価値、体験的価値が自ら持てるということ、自らが自立して生きようとすることから「共生と予防」も生まれてくる。生きることの価値を互いに認め合う社会の実現が大切と思う。」等々の感想をいただきました。

講座写真

講座10
演  題 地域や家庭内でのハラスメント防止のために一人一人ができること
開催月日 10月2日(木曜日)午後1時30分~午後3時30分
開催場所 嘉川地域交流センター
講  師 五百川 篤子 氏 いおがわ社会保険労務士事務所 代表 
参加者数 48名
講座内容

 地域や家庭などで起こりやすいハラスメントについて、事例をもとにご説明いただき、ハラスメントから身を守るため、また、ハラスメントをしてしまわないようにするためには、どのようにしたら良いか、お話いただきました。
 受講者からの感想には「自分を大事にし、相手を思いやり、感情の表現の仕方を考えていけるあたたかい地域づくりを身近なところから少しずつでも進めていけたらいいと改めて思った。」「自分の気持ちも相手の気持ちも同じように尊重する、そういう姿勢が大切なのだと再認識した。お話にあったアサーティブコミュニケーションを心がけたいと思う。」「相手の気持ちを尊重しながら自分の気持ちをしっかり伝える事の大切さを学んだ。」等々の感想をいただきました。

講座写真

講座11
演  題 障害者差別解消法と合理的配慮
開催月日 10月21日(火曜日)午後1時30分~午後3時30分
開催場所 大歳地域交流センター
講  師 近藤 鉄浩 氏 宇部フロンティア大学 短期大学部 副学長
参加者数 25名
講座内容
 障がいのある方が日常生活または社会生活を営む上で障壁となっていることや、どう障壁を取り除いていくか、また「合理的配慮」について詳しくご説明いただきました。          
 受講者からの感想には、「 多数派に合わせた社会こそが「障がい者」を生み出しているのであれば、「障がい者の理解者」が多数派となるような社会になればよいと思う。普段の生活において障害者差別解消法に触れる機会は皆無なので、先生のようにかみくだいて万人に伝えるという行為は重要だと思う。そういう意味では本日の講義には意義があり、聴いた者がまた自分の職場や家族に持ち帰って広めることからスタートするといい。」「先生のお話は大変分かり易く聞き取りやすかった。不当な扱いを受け続けて来た方々を思うと憤りを感じる。私ももっと知識を増やし、現状をもっと知り、少しでも差別のない社会の一員でいられるように学んで行こうと思った。」等々の感想をいただきました。
講座写真
講座12
演  題 さまざまな人権問題
開催月日 11月13日(木曜日)午後1時30分~午後3時30分
開催場所 阿知須地域交流センター
講  師 伊川 利通 氏 山口市人権教育推進委員
参加者数 42名
講座内容

 同和教育に携わってこられたご自身の経験をもとに、差別しない社会にしていくことの大切さや、自分があたりまえと思っていることが、そうではないこと、いろいろな物の見方があることなどお話いただきました。
 受講者からの感想には「伊川先生の考え方、捉え方が素敵だと思った。違いをゼロにしていくのではなく、幸せになるために人権教育を学んでいくのだということ、自分のあたりまえやバイアスに気をつけることなど勉強になった」「人を大切にしあえる関係・社会をつくっていく大切さを学ぶことが出来た」「とても、分かりやすい内容だった。生活の中で次第に作られていった当たり前の感覚をやわらかく想像力をもって自問自答し、人権学習においても日々の生活においても向き合っていこうと思った」等々の感想をいただきました。

講座写真

 

 

このページは分かりやすかったですか?

 市ウェブサイトをより使いやすくわかりやすいものにするために、皆さんのご意見をお聞かせください。
 なお、このページの記載内容に関するお問い合わせは、メール、電話等にて下記の問い合わせ先にお願いします。

お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現は分かりやすいものでしたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?
良かった点や悪かった点を具体的にお聞かせください。

本フォームからのご意見・お問い合わせには返信できませんのでご了承ください。

※1ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。