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平成30年度山口市美術展覧会審査結果および展覧会開催のお知らせ

印刷ページ表示 更新日:2019年2月26日更新 <外部リンク>

概要

平成31年2月24日(日曜日)に開催いたしました平成30年度山口市美術展覧会審査会の審査結果をお知らせします。
入賞・入選作品は、3月3日(日曜日)から3月10日(日曜日)まで山口市民会館において展示いたしますのでどうぞご覧ください。

 

審査結果

大賞

大賞作品
作品名 城砦
作者 田村 絵里

受賞コメント

誰にも心の内にある、自分だけの世界感があると思います。私にとっての、そのひとつが「城砦」です。

現実離れした空間ですが、どこか懐かしさやあたたかさを感じる、そんな幻想的な世界感を自分のアートのなかで表現しました。
箱の中に不思議な世界を立体として見せることで、仮想現実を表現しています。

この作品を見ていただいた方が、それぞれの思いで箱の中の世界に入り込んでいただければ嬉しいです。

総評(審査委員長 原井輝明)

審査は、賞を決める前に、先ず選外作品を振り分ける作業から始まりました。これは出品者の気持ちを考えると心苦しい作業ですが、本展の趣旨や質の向上、賞が名誉あるものとして示していくためには必要なことであり、審査員は、規定を逸脱していなか、展示作品としての最低限の質を確認しながら回りました。最終的には選外作品はなく出品作品すべてが入選となりましたが、いくつかの作品で審議の必要を迫られた作品があり、ここで紹介することで、今後出品の際の参考にしていただきたいと思います。
問題になった作品の中に、書部門で下書きの痕跡が見られるものがありました。表現者のモラルが問われました。また、絵画部門か写真部門か、あるいは立体作品に於いて、彫刻、工芸、デザインの違いは何なのか、部門のカテゴリー分けの検討が必要な現状を再認識させられました。
全体的には高い質を持った、作品が揃っていたように感じました。特に、大賞に選ばれた「城砦」の作者は若い方と聞いており、若者が活躍できる展覧会の将来性を感じることができました。歴史ある本展が、品位ある芸術性を持った質の高い市民の表現の場として発展していくことを期待したいと思います。

 

応募状況

 
応募作品点数 170点
入選作品点数 170点

入賞作品点数

15点

  • 入賞作品は関連書類をご覧ください。なお、入賞作品等を掲載したパンフレット、審査員の講評、大賞受賞者のコメント等の資料については表彰式当日に配布いたします。
     
  • 過去の入賞作品・講評等は関連書類をご覧ください。

審査員(五十音順・敬称略)

生田照代(梅光学院大学非常勤講師)

上原一明(山口大学教育学部教授)

倉田研治(山口県立大学国際文化学部准教授)

後藤修 (山口県立萩美術館・浦上記念館学芸課長)

原井輝明(宇部フロンティア大学短期大学部准教授)

 

山口市美術展覧会の開催案内

 

会期 平成31年3月3日(日曜日)から平成31年3月10日(日曜日)
時間 午前9時30分から午後5時(最終日のみ午後4時まで)
会場 山口市民会館展示ホール・小ホール
主催 山口市・山口市教育委員会・山口文化協会・おごおり文化協会
後援

あいお文化倶楽部・阿知須文化協会・徳地文化協会・阿東文化協会・(公財)山口市文化振興財団

関連書類 ※ダウンロードします。

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