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平成29年度山口市美術展覧会審査結果および展覧会開催のお知らせ

印刷ページ表示 更新日:2018年2月23日更新 <外部リンク>

概要

平成30年2月19日(月曜日)に開催いたしました平成29年度山口市美術展覧会審査会の審査結果をお知らせします。
入賞・入選作品は、2月25日(日曜日)から3月4日(日曜日)まで山口市民会館において展示いたしますのでどうぞご覧ください。

審査結果

大賞

平成29年度山口市美術展覧会大賞作品

大賞受賞作品紹介

作品名 アレッタの林檎(切絵)
作者 上田幸吉(うえだこうきち)
受賞コメント 平昌オリンピック日本選手の大活躍、感動さめやらぬ中、今回受賞の御報告を頂き、ただただびっくりです。特別金メダルを貰ったような気持ちです。
作品につきましては、切り絵を始めて一年半位ですが、当初は平面的な作品から始まり、試行錯誤しながら、立体的な切り絵という今回の作品につながりました。
キュビスム的な要素を取り入れ、モノトーン色にすることにより、構成も含めミステリアスで物語のある作品になればと思いました。

総評 (審査委員長 木本信昭)

本年は15歳から90歳と幅広い年齢層、様々なジャンルから多岐にわたる力作の応募があり、専門分野を越えた審査員の美意識が試される審査会になりました。
審査は先ず、応募作品全体の傾向を把握し、それぞれの審査員が15票の持ち点で賞候補の推薦作品を選びました。賞の選考は、多くの審査員から推薦のあった作品を中心にしながらも、票数の少なかった作品も含めて議論と投票を繰り返し、順次賞を決定していきました。
一次審査で審査員全員の票を獲得した絵画部門・上田幸吉さんの「アレッタの林檎(切絵)」は文句なしに大賞に選ばれましたが、デザイン部門・神無月さんの作品「〇〇」は、議論を繰り返すなかで徐々に評価が高まり、山口市教育委員会賞となりました。
この「〇〇」は、工芸部門の応募規定上の制約からデザイン部門での応募になったとも想像され、他にも写真部門では規格外になるため絵画部門で応募された作品もありました。審査はジャンル(部門)に拘らず行いますので、このあたりで、応募規定を部門も含め見直すことが必要かもしれません。

応募状況

 
応募作品点数 173点
入選作品点数 172点

入賞作品点数

15点

  • 入賞作品・審査員の講評は関連書類をご覧ください。
  • 過去の入賞作品・講評等は関連書類をご覧ください。

審査員(五十音順・敬称略)

生田照代(梅光学院大学非常勤講師)
上原一明(山口大学教育学部准教授)
木本信昭(元下関市立美術館副館長)
倉田研治(山口県立大学国際文化学部准教授)
原井輝明(宇部フロンティア大学短期大学部准教授)

山口市美術展覧会の開催案内

 

会期 平成30年2月25日(日曜日)から平成30年3月4日(日曜日)
時間 午前9時30分から午後5時(最終日のみ午後4時まで)
会場 山口市民会館展示ホール・小ホール
主催 山口市・山口市教育委員会・山口文化協会・おごおり文化協会
後援

あいお文化倶楽部・阿知須文化協会・徳地文化協会・阿東文化協会・(公財)山口市文化振興財団

関連書類 ※ダウンロードします。

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