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平成27年度山口市美術展覧会審査結果および展覧会開催のお知らせ

印刷ページ表示 更新日:2016年9月1日更新 <外部リンク>

開催場所:山口市民会館<外部リンク>

 平成28年3月1日(火曜日)に決定いたしました平成27年度山口市美術展覧会の審査結果をお知らせします。
 入賞・入選作品は3月5日(土曜日)から13日(日曜日)まで山口市民会館において展示いたしますのでどうぞご覧ください。

平成27年度大賞 「2016年、余命11年宣言。」 
平成27年度大賞 「2016年、余命11年宣言。」  

大賞受賞者 井岡義朋さん
大賞受賞者 井岡義朋さん

審査結果

大賞
 作品名「2016年、余命11年宣言。」
 作者 井岡 義朋 (いおか よしとも)

受賞コメント
  今年1月、73を迎えました。年々歳々、家族や友達が逝く。「さよならだけが人生だな」なんてブツブツつぶやきながら今夜も呑む。明日も呑む…。「老人ぼけやすく、ブレーキ踏みがたし」ではあるがジジイになっても創造力(妄想)があれば絵も描けるんだなと。さて終末医療のあるべき姿を表現せんとこの誕生日に大切な家族と親友を招集し「生前葬」を決行。この儀式は死者のお願いごとが可能です。「腹に穴を開けチューブをつっこむ延命治療はやめてネ」とか人間も死ねば「物」になるのだから、「脳みそはもちろん移植できる部品はすべて欲しい人に進呈してちょうだいネ!」・・・・。クロスロードで誰かに手を差しのべ応援してあげたいものですから・・・・。

総評
 本年も山口市美術展の審査をさせていただきました。昨年並みの出品点数で出品者の年齢層も14歳から88歳と幅広く、力作も多く見応えがありましたが、もっと高校生や大学生など若い世代の出品数が増えれば裾野が広がり、さらに活気のある展覧会になるのでしょう。
 審査員にもそれぞれ得意なジャンルがあり、大賞候補となったのは書道部門の「菜根譚」、写真部門の「魑魅累累」、絵画部門の「2016年、余命11年宣言。」の3点ですが、審査員全員で議論をたたかわせた結果、昨年の大賞受賞者が本年もグランプリの栄に輝くことになりました。山口文化協会賞に輝いた絵画部門の「聴雪」は、一見地味ですが、丁寧で確かな製作態度とモノトーンながら鑑賞者を画面に引き込む詩情あふれる作品として高く評価されました。
 山口県出身で近代日本画の父と呼ばれる狩野芳崖は「絵筆が折れたら、そこから鮮血が迸る絵を描け」と弟子たちを指導したという。作者の魂が乗り移った個性あふれる作品を期待します。
                                      (審査委員長 木本 信昭)

応募作品 177点

入選作品 175点

うち入賞作品 16点

審査員
  生田 照代  梅光学院大学非常勤講師
  木本 信昭  元下関市立美術館副館長
  倉田 研治  山口県立大学国際文化学部准教授
  中野 良寿  山口大学教育学部准教授
  原井 輝明  宇部フロンティア大学短期大学部准教授
                                        (五十音順・敬称略)
※入賞作品・審査員の講評は関連書類をご覧ください。
※過去の入賞作品・講評等は関連書類をご覧ください。

山口市美術展覧会

会期 平成28年3月5日(土曜日)から平成28年3月13日(日曜日)
   9時30分から17時(最終日のみ16時まで)

会場 山口市民会館 展示ホール・小ホール

主催 山口市・山口市教育委員会・山口文化協会・おごおり文化協会

共催 (公財)山口市文化振興財団

後援 あいお文化倶楽部・阿知須文化協会・徳地文化協会・阿東文化協会

ご案内

場所 山口市民会館
問い合わせ先 山口市美術展覧会事務局(山口市文化政策課)
電話番号 083-934-2718
Fax番号 083-934-2670
メール bunka@city.yamaguchi.lg.jp

関連書類 ※ダウンロードします。

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