令和2年2月7日(金曜日)、山口市消防本部は、男性が急に倒れ心肺停止となった救急事案において、迅速で的確な救命処置をした3名に対し、感謝状を贈呈しました。
感謝状を贈呈されたのは、生活協同組合コープやまぐち「ここと」どうもん店長の明星清岳さん、同店員の三浦隆文さん、傷病者の知人の藤井正善さんの3人です。
表彰された3人は、令和元年12月29日(日曜日)午前9時34分頃、山口市道場門前の「ここと」どうもん店内において60歳代男性が急に倒れた際、119番通報及び胸骨圧迫、AEDの使用による救命処置を連携して実施し、救急隊に引き継ぎました。3人の連携と的確な行動により、倒れた男性は一命を取り留められ、現在は社会復帰をされています。
感謝状贈呈にあたって、田中功夫消防長は、「皆さんの勇気ある行動により、大切な命を取り留めることができ、深く感謝する。皆さんの行動を模範事例として広く紹介していきたい」と感謝の意を述べました。
胸部圧迫やAEDによる救命措置を実施した三浦隆文さんは、「当時は、助けたいという一心で無我夢中だった。そして、男性が回復され、店舗に来てくださったときは大変うれしかった。1人でも多くの人が救命処置を知っておくべきだと思う」と述べられていました。「ここと」どうもん店では、定期的に救命講習を受講しておられます。
山口市消防本部では、定期的に救命講習を実施しています。1人でも多くの大切な命を守るため、ぜひ講習を受講して救命の知識・技術を学んでください。
感謝状を手に記念撮影をする様子
田中消防長から感謝状を受け取る「ここと」どうもん店長の明星さん
田中消防長から感謝状を受け取る「ここと」どうもん店員の三浦さん
田中消防長から感謝状を受け取る傷病者の知人の藤井さん
消防本部消防総務課 Tel083-932-2600