平成29年1月13日、阿東地域の活性化を図るため、山口市地域おこし協力隊を新たに委嘱しました。
新たに着任されたのは、京都府出身の竹内知明さん(28歳)です。幼い頃から動物に関わる仕事がしたかったという竹内さんは、昨年10月、本市の「おためし農業体験」を活用し、あとう和牛の肥育実習をされました。お試し農業体験では、畜産業の難しさややりがいを感じることができた反面、高齢化や過疎化という実情を目の当たりにしたと言います。あとう和牛を後押ししたいという思いと、美しい自然のある阿東地域で、畜産業に専念したいという思いから、山口市の地域おこし協力隊を志願されたそうです。「あとう和牛はすばらしいお肉。あとう和牛のブランド力を作るため、YouTubeを利用して、阿東地域全体の魅力も発信していきたい」と今後の意気込みを述べられました。
山口市では、今後も、総務省が支援する制度を活用して、地域ブランドや地場産業の開発・販売・発信等の地域おこし協力活動を行う都市圏在住者を「地域おこし協力隊」として委嘱し、協力隊の定住・定着を図る取り組みを行ってまいります。
委嘱状の交付を受ける竹内さん(右)
意気込みを述べられました
阿東農林振興事務所 083-956-0984