麻しんとは、いわゆる「はしか」のことです。現在、海外だけではなく国内においても、感染伝搬事例が報告されており、今後、更なる感染の増加が懸念されます。
症状として、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状の後、39℃以上の高熱と発しんが生じます。感染力が強く、空気感染するため、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しんに感染した場合、脳炎の発症率、死亡率は先進国であっても患者1,000人あたり1人と言われています。予防接種は、感染予防法として最も有効な手段であることから、公費(無料)で接種できる期間に接種をご検討ください。
・麻しんの予防接種に関する啓発リーフレット [PDFファイル/356KB]
麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで、1回の接種では免疫が付かなかった方の多くが免疫を得ることができます。
第1期…1歳から2歳未満(2歳の誕生日の前日)まで
第2期…小学校就学前(いわゆる年長児)の1年間(4月1日から3月31日まで)
令和6年度は、平成30年4月2日生まれから平成31年4月1日生まれの方が対象です。
※この期間を過ぎると有料になります。母子健康手帳で、接種の記録をご確認ください。
予約が必要な場合がございますので、実施医療機関へ事前にお問い合わせください。
県内の実施医療機関であれば、他市町でも接種が可能ですので、ご希望の医療機関へお問い合わせください。県外で接種を希望される場合は事前に手続きが必要です。
【接種の際に必要なもの】
(1)母子健康手帳など、接種の記録が確認できるもの
(2)予診票(母子健康手帳と併せて配布しております。実施医療機関や各保健センターにも備え付けてあります。)
・麻しんについて(厚生労働省)<外部リンク>
・麻しん対策・ガイドラインなど(国立感染症研究所)<外部リンク>