平成28年9月27日(火曜日) 11時から11時45分
山口総合支所 市政記者室
本市におきましては、節電をはじめ省エネに係る取組みの普及啓発や家庭及び公共施設等への再生可能エネルギー設備の積極導入など、地球温暖化防止に向けた施策を鋭意展開しているところでございます。
こうした中、自家用車やタクシー、バス等の使用に係る運輸部門の温室効果ガスが市域全体の排出量の大きな部分を占めていることを踏まえ、本年度から、その温室効果ガスの直接的な削減を戦略的に進めることを目的といたしまして、電気自動車をはじめとする次世代自動車等の導入促進について、重点的に取組んでいるところでございます。
この取組みの第一弾として、今年度から実施いたしております、本市の「EVモビリティ推進事業」と、国の「地域交通グリーン化事業」の活用により、10月1日から、県内では初となる、電気自動車タクシー、いわゆるEVタクシーの導入が実現する運びとなりましたので御報告いたします。
「やまぐち母子健康サポートセンター」を10月3日から山口市保健センター内に開設いたします。
近年、少子化や核家族化の進展などにより、育児不安を抱える母親が増加しておりまして、特に、妊娠期や産後は母親が精神的に不安定になりやすい時期でありますことから、妊娠・出産による体や心の変化、産後のうつに関する支援の充実が求められているところでございます。
本センターの相談体制につきましては、専任の助産師1人及び兼任の保健師2人を配置いたしまして、産前産後における母親と子どもの心身の健康管理を行いますとともに、継続的な支援が必要な場合においては支援計画を作成するなど、個々の状態に応じた支援の強化をいたすものでございます。