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家庭教育のヒント(4)

印刷ページ表示更新日:2021年3月26日更新 <外部リンク>

子どもを伸ばす工夫 (1)

保護者の願いは、子どもの成長。しかし、日々の生活の中で、親の願いが強いあまり強い口調で叱ることも…。叱ってばかりいる自分を反省することもあるでしょう。そんなことにならないために、大人もちょっとした工夫をしてみましょう。

はげまし

子どもの意欲を落とす大人目線

大人は、子どものできていない点・直してほしい点に目が行きがちです。

例えば

 算数の宿題で、3問中1問解けた。(解けたものは発展問題)という場面…

   (1)「どうして基礎ができないの!基礎をしっかり復習しなさい。」

   (2)「発展ができたね!基礎をもう一度やってみよう。」

(1)の言葉かけでは、子どもが勉強嫌いに、(2)の言葉かけでは、子どものやる気スイッチがオンになります。

子どもの行動をプラスで評価

親にとって、子どもができることが増えることはうれしいこと。しかし、関わり方ひとつで、子どもはできることでもしなくなります。

例えば

 家に帰って、子どもが洗濯物を取り込んでくれていたことに気がついた場面…

   母:「洗濯物取り込んでくれたの?」(母が聞く)

   子:「やったよ。」(答える)

   (1) 母:「助かる。今夜はおいしいものを作るね。」  (お礼を言う)

   (2) 母:「珍しい。雨降らなきゃいいけど…。」    (いやみを言う)

ほめ方としかり方

ほめ方としかり方にはコツがあります。

上手なほめ方

・すぐほめる

・わかりやすい表現でほめる

・他の誰かと比べず、その子が大事にしていること、頑張っていることをほめる

・独自性をほめる  など

上手なしかり方

・短くしかる

・感情的にならないようにする

・どうしてもしからざるを得ない時だけに限定する

・言ったことができたら、最後はほめて終わるようにする  など

変えてほしい行動を、「こうして欲しい」と、わかりやすい表現で伝えてみましょう。

子どもの立場に立って考え、子どものできている点をいかに見つけてあげるかが大事です。

大人も見方を変えるためには、トレーニングが必要です。
 

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